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「脚物家具」の種類と見分け方

脚物家具の種類

家具にはさまざまな形やデザインがありますが、大きく分けると「脚物家具」「箱物家具」「小物家具」の3つに分類できます。

脚物家具の種類は、イス・テーブル・ベッドなどがあります。この記事で種類について詳しく解説します。

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脚物家具の代表「イス」

脚物家具のなかでも代表的なのがイスです。

イスは脚と座面から構成される脚物家具で、食事・勉強・仕事・休息するときに使われる、もっとも身近な家具です。

イスにもたくさんの種類があるので、それぞれの特徴について解説していきます。

ダイニングチェア

食卓で使われる、背もたれのある1人用のイスです。アーム付き(肘掛あり)とアームレス(肘掛なし)があります。

日本では食事の時間が短く、立ち座りも頻繁なため、利便性の高いアームレスチェアが普及しています。ヨーロッパ諸国では、食事に時間をかけるため、ゆっくりくつろげるアームチェアが一般的。

日本人に合ったシートハイ(通称:SH 床から座面までの高さ)は42cm前後です。海外輸入品だとシートハイが高いこともあるので注意が必要です。

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イージーチェア

ダイニングチェアと異なり、休息を目的とした1人用のイスです。

休息を高めるため、大きめの座面で肘掛けがあります。座面もクッション性が高いことが特徴。一般家庭のほか、オフィスの応接間などでよく見かける脚物家具です。

ソファ

リビングの休息用のイスです。

用途はイージーチェアと一緒ですが、ソファは多人数で使用することを目的としています。クッション性が良い特徴があります。

ソファベッド

ソファとベッドの機能が一緒になったイスです。ソファとして使うことが主で、座面を倒したり、スライドすることでベッドに変形します。

オットマン

イージーチェアやソファとセットで使うことが多い、足掛け用のイスです。

最近では、スツールやサイドテーブル代わりとして使えるスツールもあるので、用途の幅が広い脚物家具です。

ベンチ

ダイニングやリビングで使ったり、施設などでは単体として使用される、用途の広いイスです。背もたれがあるベンチもあります。

ロッキングチェア

脚部にカーブを付けた木材がついている、前後に揺れるイスです。

通常のイスよりも背もたれが高くなっています。重心が移動することで座面の圧迫が変わり、お尻が痛くなりにくい特徴があります。

リクライニングチェア

背もたれの角度の調整ができるイスです。ソファタイプやラウンジチェアのような1人用もあります。

スツール

背のない小ぶりのイスです。作業用・補助用としてはもちろん、サイドテーブル代わりとして使えます。軽量なので移動もラクな脚物家具です。

ハイスツール

バーなどのカウンターでよく見るイスです。背もたれが低いものや、背もたれ自体がないスツールタイプもあります。座面が高く、アームレスが一般的。

最近では、日本の家庭でもよく見かけるようになった家具です。キッチンと対のカウンターに取り入れられ、忙しい朝に短時間で食事を済ませる時に活用されている脚物家具です。

スタッキングチェア

積み重ねが可能なイスです。施設で使われることが多く、移動を容易にするために軽量です。スペースを有効に活用できる脚物家具です。

スタッキングとして有名なイスには、「セブンチェア」などが挙げられます。名作チェアなので、家具が好きなら要チェックです。

回転イス

事務用として多く使われ、座面が回転することで作業の効率化ができるイスです。座面の高さも変えられるものや、キャスターがついているものが多いです。

座椅子

和室に使われるイスです。脚がないものや短いものがあります。リクライニング機能が付いた座椅子もあります。

デッキチェア

折り畳み可能なイスです。

屋外で使用されることがメインなので、厳しい気候にも耐えられるような耐久性の高い木材・金属などでつくられています。雨水や湿気がたまらないよう、座面や背もたれは通気性が良くなっている脚物家具です。

その他

折り畳イス・ギャンギング(連結イス)などのイスもあります。

イスと対で使われる「テーブル・デスク」

テーブル・デスクは、天板と脚から構成される脚物家具です。テーブルはイスとセットで使うので、その調和が求められます。イスに座った時にテーブルの脚が当たらないような配慮も必要です。

テーブルとデスクの種類も確認しましょう。

ダイニングテーブル

ダイニングで使用される、食卓用のテーブルです。長方形や正方形・円形・楕円形や特殊な形状がある脚物家具です。

サイズは使用する人数で決まります

エクステンションテーブル

天板の伸縮が自由なテーブルです。普段はコンパクトに使い、大人数に対応したいときだけ広げて使えます。安定性などが求められてくるので、選定の際には気を付けましょう。

カウンターテーブル

ハイスツールなどに腰を掛けて食事を楽しむテーブルです。通常のテーブルより高さがあります。

サイドテーブル

ソファなどの横に置き、本や飲みの物などの小物を置くためのテーブル。イスの高さに配慮してサイドテーブルを選ぶ必要があります。

ナイトテーブル

ベッドの横に置くテーブル。テーブルランプや卓上時計、本などを置く脚物家具です。

ネストテーブル

サイズが微妙に異なる、似たような形状のテーブルです。重ねて使用ができるので、スペースを有効に活用できます。ソファなどの横に置かる、小ぶりの脚物家具です。

座卓

和室に使われるテーブルで、天板の高さが低いテーブルです。食卓やくつろぐときに使われ、こたつなどもこれに分類されます。

デスク

テーブルとデスクは似ていますが、違いは用途にあります。

テーブルは、食事の際や休息時などの補助用として使われる脚物家具です。デスクは、勉強や仕事などの作業をするための脚物家具です。収納用の引き出しや、サイドチェストが付いたデスクもあります。

「ベッド」も脚物家具

ベッドは、脚・ヘッドボード・フットボード・フレーム・マットレスで構成される寝具用の脚物家具です。

最近は、フレームがない、マットレスと脚だけで構成されたベッドも人気ですね。

幅によってシングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キングサイズに分かれます。

まとめ

家具にはさまざまな形やデザインがありますが、大きく分けると「脚物家具」「箱物家具」「小物家具」の3つに分類できます。

脚物家具にも「イス」「テーブル・デスク」「ベッド」の3種類があり、さらに細かく分けることができます。

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