部屋を見渡したとき、「なんか雑然とした、ごちゃごちゃした印象だなぁ」と悩んだら、家具の
の3つをそろえるように配置をしてみてください。部屋にまとまりが生まれ、スッキリして見えます。
あなたへのおすすめ
家具の高さをそろえる
NG例
高さの違う家具が一列に並んでいたら、雑然とした印象になってしまいます。
背の低い家具は下に土台を足して高さをそろえたり、背の高い順に並べたりして、高さのラインに凹凸ができないように配置しましょう。
OK例
高さをそろえて配置するだけで、まとまった印象に見えます。
カラーボックスなどの横にしても使える家具がほかの家具と高さがそろわないときは、思い切って横にするのも良いでしょう。高さが低くなることで、広く見えるだけではなく、棚の上段が取りやすくなりますよ。
家具の奥行きをそろえる
NG例
家具の奥行きがそろわず手前のラインに凸凹があると、部屋が雑然とした印象になりがり。
OK例
家具は壁にピッタリつけて配置する必要はないので、奥行きが浅い家具は壁から離し、隣接する家具との前面のラインをそろえるように配置しましょう。家具の高さもそろえると、さらにスッキリした印象になります。
奥行きの浅い家具を手前に出すと、後ろにすき間が生まれます。このすき間には間接照明を配置して照らすとおしゃれ空間になります。ただ、ホコリがたまりやすいのでこまめな掃除は忘れずに。
家具の素材や色をそろえる
NG例
雑然とした部屋に一体感を持たせるには、家具の素材をそろえることも効果的。
家具に使われる素材は、木製やアルミ、プラスチックなどさまざま。これらが混在してバラバラに配置されていると、部屋が雑然とした印象になってしまいます。同じ素材の家具はまとめて、ほかの素材の家具とは少し離して配置しましょう。
OK例
素材だけではなく、家具の色調をそろえることも大切。特に木製家具は濃淡が混在しているとまとまりに欠けるので、隣接する家具と近い色になるよう配置しましょう。
色や素材がバラバラで、どう工夫してもまとまって見えない場合は、ペンキで色を塗り替えたり、同じ布をかけて一体感が生まれるようにすると良いです。
まとめ
部屋が雑然とした印象になってしまう原因はさまざまありますが、家具配置を工夫するだけでもかなり改善できます。
なかでも、
- 家具の高さをそろえる
- 家具の奥行きをそろえる
- 家具の素材や色をそえろえる
の3つを意識して配置することは効果絶大。
これだけで一体感のある部屋に早変わりするので、ぜひ実践してみてくださいね。
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