照明

照明計画のポイントと各部屋の照明テクニックまとめ

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2019-12-17

照明計画のポイントと各部屋の照明テクニックまとめ

インテリアコーディネーター

インテリアの専門学校「町田ひろ子アカデミー」を卒業後、家具屋「ACTUS」に勤務。現在はインテリアコーディネーターとして活動中。

「インテリアは好きでも、照明はちょっと苦手」という人は少なくありません。実際、照明について調べると専門用語が多く出てきたり、種類もさまざまで混乱してしまうでしょう。

ですが、生活に必要な明るさをつくる照明は、インテリアの雰囲気づくりにも欠かせない重要な存在。ちょっと工夫するだけで、部屋の見え方も気持ちまでもグッと良くなるものです。

では、難しそうな照明計画はどうやって進めるべきなのか?

この記事では、

の3つの章に分けて詳しく解説します。

はじめての模様替えや引っ越しで、おしゃれな照明の部屋にしたい!と思っている方のご参考になります。

覚えるべき照明器具の種類

まずは、どんな照明器具があるのか?を覚えておきましょう。

照明器具にもいろいろなさまざまな形状・構造・性能のものがあり、それぞれの立場で分類がされています。

この章では、住宅によく使われる照明器具のうち、取り付け位置で分類した人気の照明器具を7つご紹介します。

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照明器具にもいろいろなさまざまな形状・構造・性能のものがあり、それぞれの立場で分類がされています。ここでは、住宅によく使われる照明器具のうち、取り付け位置で分類した7つの照明器具をご紹介します。

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シーリングライト

住宅の照明器具「シーリングライト」とは?

シーリングライトとは、天井にピッタリくっ付けて取り付ける照明器具のこと。部屋を均一に明るくします。リビングや子ども部屋の天井によく使われ、住宅の主照明となります。

ダウンライト

天井に取り付けらたダウンライト

ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの照明器具のこと。床面に向かって光を放ちます。器具自体を天井に埋め込むため、スッキリと見えるメリットがあります。

ペンダントライト

白いシェードのペンダントライト

ペンダントライトとは、天井からコードやチェーンで吊り下げる照明器具のこと。ダイニングテーブルの上やキッチンカウンターの上に取り付けるのが一般的です。

スポットライト

天井に取り付けられた黒いスポットライト

スポットライトとは、集光性があり部分的に明るくしたいときに使う照明器具のこと。壁に飾った写真や絵などを集中的に照らすのに向いています。

ブラケット

壁面のステンドガラスのブラケットライト

ブラケットとは、壁や柱に取り付ける照明器具のこと。壁面が明るくなるため、部屋に奥行きをもたらします。

スタンド

住宅の補助照明「スタンド」とは?

スタンドとは、コンセントで移動ができる自立式の照明器具のこと。背の高いフロアスタンドは部屋のコーナーに置き、卓上タイプのテーブルスタンドはナイトテーブルの上に置いて使うなどができます。

フットライト

住宅の補助照明「フットライト」とは?

フットライトとは、足元を明るく照らす照明器具のこと。夜間の歩行時の安全性を高めるため、階段や廊下などに設置されることの多い照明です。

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照明計画のポイントはこの3つ

次に、照明計画のポイントを知りましょう。

各部屋の照明計画のテクニックは次の章で解説していますが、その前に、各部屋共通で使える照明計画のポイントを知ることが大切です。

照明計画のポイントは

の3つです。

1室多灯にする

1室多灯のリビング照明

照明の役割は、暗いところを明るくし、快適に暮らせるようにすること。ですが、「天井の真ん中にシーリングライト1灯だけ」という照明では、表情が乏しいインテリアになりがち。

インテリアにおいては、単純に明るくすれば良いわけではなく、部屋での生活行為をよく考え、それに応じて光の色味照らし方にこだわることが重要です。

ポイントは、複数の照明器具を設置すること(=1室多灯)。1室多灯にすることで、各行為に必要な明かりをつくれるだけではなく、光が混ざり合い、さまざまな陰影が生まれます。すると、のっぺりとした雰囲気から、立体感のある部屋に様変わりします。

光色を使い分ける

寝室のオレンジ色の光色のスタンドライト

光色とは、光の色味のこと。光源には色味があり、この光の色味は人の心理に影響を与えます。たとえば、オレンジの光色は人の気持ちをおだやかにさせ、青白い光色は人を活動的にさせますよね。

照明計画においては、時と場所にあわせた光色の使い分けが重要になってきます。

温かみのあるオレンジの光色は、寝室やリビングでのくつろぎのとき、ダイニングでゆっくり食事をするときなどに使用します。青白いさわやかな光色は、日中のリビングや子ども部屋に向いています。

光源の色味は色温度(K・ケルビン)で表し、色温度が高くなると青白いさわやかな色、低くなると温かみのあるオレンジ色になります。電球に記載があるので、色温度を確認してその部屋に合った光色を選ぶと良いでしょう。

光の高さを変える

同じ光でも、光の高さを変えるだけで見え方も感じ方もまったく異なります。

  • 高い位置の光:活動的な雰囲気に
  • 目線の高さの光:水平面の広がりを感じる
  • 低い位置の光:くつろげる雰囲気に

天井からの光は、昼間の太陽と同じように人の気持ちを活動的にさせます。シーリングライトがこの光の代表例。反対に、夕焼けのような低い位置からの光は、ドラマチックで非日常的な雰囲気に。低い位置からの間接照明などが良い例です。

シーンに応じた使い分けができるよう、高さを変えて複数の照明を設置しておき、さまざまな表情が楽しめるようにしましょう。

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各部屋の照明テクニック

さいごに、実際の部屋ではどのように照明を計画するのか?学びましょう。

ここでは、

の3つの部屋の照明計画をご紹介しています。

リビングの照明選び

  • 過ごし方が多様なので、多様性のある照明計画をする
  • 主照明と補助照明をうまく組み合わせる
  • 光色は「白」と「オレンジ」の使い分けができるように

リビングは、起きている間でもっとも過ごす時間が長く、それだけに使い方の幅が広い空間。もっとも「1室多灯」にこだわるべき部屋で、多様な使われ方に対応させることが必要です。

ポイントは、「シーリングライト」「ダウンライト」などの主照明を軸に、「スポットライト」「フロアスタンド」「ブラケット」などの補助照明を上手に組み合わせること。日中は主照明で明るくし、日が落ちたら主照明を消灯させ、補助照明を点灯して雰囲気を良くすると過ごしやすくなります。

光色は、「活動的な日中」と「くつろぎたい夜間」に対応できるよう、青白い光とオレンジの光色を使い分けができるようにしましょう。

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ダイニングの照明選び

ダイニングを照明でオシャレに演出!選び方のポイントは?

  • テーブル面を照らす
  • 照明器具は「ペンダント」や「スポットライト」がおすすめ
  • 光色は温かみのあるオレンジを使用する

ダイニングは、テーブルを囲んでゆっくり食事をすることが目的の空間なので、その目的にあった照明計画を行います。

ポイントは、テーブル面を照らして明かりだまりをつくること。これだけで人の視線を食卓の上の料理に集中させ、暖かい雰囲気を演出できます。

テーブル面を照らすのに適した照明器具は、「ペンダントライト」や「スポットライト」です。好みに応じて選択しましょう。

光色は、青白い光よりもオレンジ色の方が料理が美味しく見え、かつダイニングを囲む人の顔色が良く見えます。ただし、ダイニングで勉強などの作業もするなら、光色が切り替えられる電球を選ぶこと。

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寝室の照明選び

寝室に適した照明の光色はオレンジか?それとも白か?

  • 光源が直接目に入らないようにする
  • 照明器具は「スタンド」「フットライト」がおすすめ
  • 光色はくつろげるオレンジを使用する

寝室の照明計画で大事なのは、睡眠を妨げないこと。光源が目に入ったり、青白い光色を使うとまぶしく感じ、睡眠を妨げます。

シーリングライトはまぶしすぎるため、特別な理由がない限り寝室には使用はしません。おすすめは、ベッドサイドに置いた「テーブルスタンド」や、夜間にトイレに起きたときに便利な「フットライト」です。

光色はオレンジ色を使用してください。

寝室は他の部屋とは違って移動が少ないため、リビングのような明るさは不要。極端な話、主照明はなくても大丈夫です。少し暗い方がくつろぎや安らぎを感じ、安眠ができるでしょう。

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まとめ

照明の目的は、単に生活に必要な明るさをつくることだけではありません。部屋ごとに、そのときの行動や気持ちに最適な光をつくり、ライフスタイルを豊かにすることが最大の目的です。

ポイントは、1室多灯にすること。部屋ごとに、「この部屋には、こんな光が必要だな」「この場所ではこんな風に過ごすから、こんな光色があると良いな」と想像し、使い分けができるようにすると、暮らしやすさも雰囲気もグッと良くなります。

ただ、照明は実践しない限り分かりにくい部分もあるので、とにかくいろんな照明器具を買って、部屋を光らせてみて、試行錯誤することが大切です。失敗を繰り返すことで、照明スキルが確実に伸びますよ。

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