ソファとセットで購入を考えることの多い「リビング(センター)テーブル」。ソファでくつろぎながら読む本・雑誌を置いたり、テレビのリモコン類を置くのにちょうど良い家具です。
では、何を基準に選べば良いのでしょうか?選び方のポイントを解説します。リビングテーブル選びで迷っている方のご参考になれば幸いです。
そもそも、リビングテーブルは必要か?
部屋の広さやリビングでの過ごし方、ソファでのくつろぎ方によってはリビングテーブルは必要ありません。
リビングテーブルは意外とスペースを取ります。リビングテーブルが邪魔でソファに座ったときに足を伸ばせず、リビングテーブルの上に足を置いているようであれば、オットマンを買った方がくつろげます。この場合、リビングテーブルの代わりにサイドテーブルを置けばスペースが広くなり、格段に過ごしやすくなります。
部屋が狭いなら、無理にリビングテーブルを買わないでください。リビングスペースに十分な余裕があり、テーブルがあった方が快適であれば、購入を検討しましょう。
リビングテーブルの高さの選び方
リビングテーブルの高さはソファの座面の高さに合わせるのが基本。高さがソファと合っていないと、使い勝手だけではなく見た目も悪くなります。
30~40cmが一般的
ソファの座面高は40cm前後ですので、30~40cmの高さのリビングテーブルを選びましょう。ソファに座ったときは身体が沈むので、リビングテーブルが座面より5~10cmほど高くても大丈夫です。
ただし、リビングテーブルで軽食をとるなら30~40cmだと低すぎます。やや高めの40~45cm前後が使いやすくて便利です。
サイドテーブルは50~60cm
リビングテーブルではなくサイドテーブルを買う場合、ソファの座面かアームと同じ高さ(50~60cm)にそろえるのが基本です。
リビングテーブルの材質の選び方
リビングテーブルの天板の材質は、大きく分けると
- 木
- ガラス
の2種類あります。
木のリビングテーブル
木は自然の温もりが感じられますが、ガラスに比べて存在感があるため場合によっては部屋が狭く見えます。
ガラスのリビングテーブル
反対に、透明感のあるガラスは部屋を広く見せますが、触れた部分に指紋が付くため手入れが大変。
小さな子どもやペットがいる家庭では、リビングテーブルの上に登ったり、走り回ったときに角にぶつかる危険があります。ガラスだと割れたり汚れたりが心配なので、木のリビングテーブルを選ぶと良いでしょう。角の丸いデザインか楕円のテーブルを選ぶとより安心です。
リビングテーブルの機能の選び方
収納のあるリビングテーブル
リビングはリモコン類や本、雑誌、ティッシュ箱などが散乱しやすく散らかって見えやすい場所です。そのため、リビングテーブルに収納があると便利。
引き出しタイプでなくても、天板の下に1枚板があるタイプを選べば、散らかりやすく目につきやすい小物を簡単に隠せます。
入れ子のリビングテーブル
ネストテーブルもおすすめです。ネストテーブルとは同じ形・種類の一回り小さいテーブルが入れ子になっているものを言います。普段は小さく使い、来客時に大きく使えます。
まとめ

リビングテーブル選びはソファとのバランスが重要
リビングテーブルを選ぶ前に、まずはリビングに大きなテーブルが必要か?よく考えましょう。もし部屋が狭いのなら、リビングテーブルではなく省スペースでも置けるサイドテーブルをおすすめします。
リビングテーブルを選ぶ場合は、ソファの座面の高さに合わせると使い勝手も見た目も良いです。
天板は木とガラスがありますが、ガラスは指紋が付くのでおすすめしません。小さいお子さんやペットがいる家庭では、角の丸いデザインを選ぶと安心です。