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【部屋別】家具の選び方のポイントまとめ【初心者向け】

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2019-11-12

【部屋別】家具の選び方のポイントまとめ【初心者向け】

インテリアコーディネーター

インテリアの専門学校「町田ひろ子アカデミー」を卒業後、家具屋「ACTUS」に勤務。現在はインテリアコーディネーターとして活動中。

家具選びの全般のポイントと、各家具の選び方のポイントを部屋別(ダイニング・リビング・寝室)に解説します。

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家具選び全般のポイント

家具選びで失敗しないためのポイント3つ

家具を選ぶとき、それぞれの家具ごとに注意すべきポイントはありますが、どの家具選びにも共通して言えることは次の3つ。

  • 「どの家具も、買うのが当然」と思い込まないこと。自分のライフスタイルを振り返り、「自分には必要だから、買う」と決めるのが大切。
  • 家具のサイズを選ぶときは、間取りや部屋の広さばかりを気にしない。自分の用途に合ったサイズを選ぶのが正しい選び方。
  • 家具を衝動買いすると部屋を見渡したときにチグハグな雰囲気になることがある。部屋のイメージを固めて、全体の統一感を意識しながら家具をそろえる。

家具の必要性を考える

必要のない家具まで買ってしまうと、部屋を狭くするだけ。まずは自分のライフスタイルを見直し、自分にはどんな家具が必要か?考えるのが家具選びの第一歩。

用途にあったサイズを選ぶ

実際に家具を選ぶ際は、正しいサイズのものを選ぶこと。部屋の広さや間取りを基準にしてサイズを選んでしまうと使い心地が悪くなることも。自分の用途(ライフスタイル)に合ったサイズを基準に選びましょう。たとえば、「部屋が狭いから」とコンパクトな家具を買ってしまうと使い心地が悪く、使わなくなってしまいます。

部屋のテーマにあったデザインを選ぶ

家具のデザインは、個々で決めるのではなく、他の家具との相性を考えることが重要です。部屋のイメージを決めて、そのイメージに合った家具を選ぶようにすると、部屋全体で見たときにまとまったインテリアになります。

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ダイニング家具の選び方

ここからは、各部屋の主要な家具の選び方について解説いたします。

まずはダイニング。

ダイニングの家具と言えば「ダイニングテーブル」と「ダイニングチェア」の2つ。それぞれの選び方のポイントを解説します。

ダイニングテーブル

ダイニングテーブルを選ぶとき、まず決めたいのがサイズ

家具選びのポイントでも解説した通り、家具を選ぶときは部屋の広さではなく、用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。

「部屋が狭いから」と小さめのダイニングテーブルを買ってしまうと、ゆっくりと食事ができません。それどころか、家族が増えたとき、親せきや友人のなどの来客の際にも対応に困ります。

食事に必要な1人分の広さ

1人分の食事スペース

食事スペースは1人あたり幅60奥行40cm

1人に必要なテーブルのスペースは次の通り。

  • 幅:60~70cm
  • 奥行:40~50cm

これを基準に、人数分のスペースを確保すれば最低限の広さは確保できます。

ただし、来客が多く、家族以外の人と食卓を囲むことが多いのなら、家族分以上の広さのダイニングテーブルが必要になることがあります。2人暮らしでも、食事以外に作業台として使うのなら、2人掛けのダイニングテーブルでは小さいかもしれません。

このように、ダイニングテーブルをどのように使うのか?をよく考えて、その用途に合った大きさのテーブルを選ぶようにしましょう。

サイズで迷ったときは?

サイズ選びで迷ったときは、余裕をもった大きめを買うこと。

ダイニングは家族があつまる大切な場所。そんなダイニングのテーブルが小さくては、居心地が悪くて誰も集まろうとしません。

テーブルは勉強や裁縫など多用途に使えたりもします。利用頻度も高く、用途もさまざまです。ほかの家具の購入を諦めてでも、ダイニングテーブルは大きめを買うと後悔しませんよ。

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ダイニングチェア

ダイニングテーブルとセットで選ぶのがダイニングチェア。

座りやすいチェアとは?

座りやすいダイニングチェア選びのポイント

座りやすいダイニングチェアのチェックポイント

ダイニングチェアは座りやすく使い心地の良いイスを選びたいもの。

選び方のポイントは、

  • 足が床にぺったり着くか?
  • 太ももの裏に圧迫感がないか?
  • 座面の奥行きが深すぎないか?
  • 背もたれの角度が開きすぎていないか?
  • クッションが固め(クッション付きの場合)か?

などをチェックすること。

座り心地の良さは、人によって異なります。体格や体重が人によって違うためです。だからこそ、ダイニングチェアを選ぶときは、店頭で実際に座ってみて、座り心地を試すことが何より重要です。

アームの有無

ダイニングチェアには「アーム付き」と「アームなし」の2タイプがあります。

アーム付きは肘をおけるのでくつろぎ度が増します。アームなしは肘おきがない分、椅子を大きく引く必要がなくスムーズに立ち座りができます。

どちらにもメリット・デメリットがあります。「くつろぎ」と「使いやすさ」のどちらを重視するか?よく考えて選ぶようにしましょう。

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リビング家具の選び方

次に、リビングの主要な家具の選び方について解説いたします。

リビングの家具といえば「ソファ」。スペースに余裕があれば「リビングテーブル」もあると便利。テレビを置く家庭は「テレビボード」が必要ですね。それぞれの選び方のポイントを見ていきましょう。

ソファ

ソファを選ぶときは、まずサイズ決めから。

1人あたりの座面幅

ソファの1人あたりに必要な座面幅

1人あたり幅60cmは必要

サイズを決めるには、座る人数を考えます。

上図の通り、ソファの座面幅は1人あたり60cm前後が必要ですので、「座る人数×60cm+アーム幅(ヒジ置きの幅)」を目安にサイズを決めていきます。座面の奥行は座る人数にかかわらず60cmです。

家具選びのポイントでも触れましたが、ソファのサイズは用途にあわせて選ぶこと。部屋の広さを基準にしてコンパクトなソファを買ってしまうと全然くつろげません。ソファはなくても良い家具です。まず本当にソファは必要か?から考え直しましょう。

選び方のポイント

ソファ選びのポイント

お店で実際に座ってチェックしたいポイント

ソファのサイズが決まったら次に、実際に座って幅や奥行、座り心地をチェック。座り心地に関しては、長時間座っていて太ももの裏に圧迫感がないか?沈み込み過ぎないか?など、自分の身体に合っていることを確認してください。

張り地の選び方

布地のソファのメリット・デメリット

ソファの張り地は大きく「布地」「天然皮革」「合成皮革」の3つあります。

それぞれにメリット・デメリットがあり好みもありますが、おすすめは手触りがよく通気性に優れた布地。色のバリエーションも豊富で、部屋のイメージにあったものを選びやすいです。

天然皮革は高価ですが耐久性があり経年変化をたのしめます。合成皮革は汚れ落としが簡単なので汚れが気になる家庭におすすめです。

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リビングテーブル

リビングテーブル選びのポイント

リビングテーブル選びはソファとのバランスが重要

リビングテーブルは、ソファとセットで考えます。デザインはもちろんですが、気を付けたいのが「高さ」。高さが低すぎても高さすぎても使い心地が悪くなります。

ちょうど良い高さは、ソファの座面高に合った高さです。一般的に、ソファの座面高は40cm前後ですので、30~40cmの高さのリビングテーブルを選ぶと良いでしょう。

もし部屋が狭いのなら、ソファの前にリビングテーブルを無理に置く必要はありません。この場合、省スペースでも置けるサイドテーブル(上図の左側のテーブル)をおすすめします。サイドテーブルは、座面高ではなくアームの高さにあわせると使い心地が良いです。

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テレビボード

テレビボードの選びのポイント

テレビボードの選びのポイント

テレビボードを選ぶときのチェックポイントは次の通り。

  • 高さは「座ったときの目線」が「テレビの中心」にくるくらいの高さか?
  • 幅はテレビボードの横幅以上があるか?
  • 仕舞いたい機器やソフト類が十分に収納できるか?
  • テレビやテレビ台に乗せるAV機器の重さに耐えられるか?

AV機器は商品サイクルが早いので、今度買い替えるであろうテレビやオーディオの大きさを考慮したうえでテレビボードを選ぶようにしましょう。

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寝室の家具の選び方

さいごに、寝室の主要な家具の選び方を解説いたします。

寝室の家具と言えば「ベッド」。ベッドは、「フレーム」とフレームの上に乗せる「マットレス」で構成されます。それぞれの選び方のポイントを見ていきましょう。

ベッドフレーム

ベッドフレームは寝心地に直結するものではありませんが、デザインの種類がいくつかあり、機能性に違いがあらわれます。

フレームのデザイン

ベッドフレームの脚のデザインの種類

ベッドフレームの脚のデザインは3パターン

脚付きや脚のないタイプ、収納付きなどあります。

掃除のしやすさや通気性を考慮するとおすすめは脚付きタイプ。寝室に収納が足りないのなら収納付きを選ぶと便利。

ヘッドボードのデザイン

ベッドフレームのヘッドボードのデザインの種類

ベッドフレームのヘッドボードのデザインは3パターン

ヘッドボード(横になったときに頭の方にある板)にも種類があります。ヘッドボードがあるタイプ、ないタイプがあります。さらに、収納付きのヘッドボードもあります。

ヘッドボードがあるタイプなら、床に対して垂直になっているものが省スペースに。ナイトテーブルが置けないなら棚付きにすると便利。ワンルームなど狭い部屋ではインテリアになじみやすいヘッドレストタイプ(上図の真ん中)を選ぶと良いでしょう。

フットボードの有無

ベッドフレームのフットボードのデザインの種類

ベッドフレームのフットボードのデザインは2パターン

フットボードとは、ベッドに横になったときに足元にある板のこと。

フッドボードあった方が掛け布団がズレにくいメリットがあり、なければベッドメイキングがしやすいメリットがあります。日本の住宅では、一般的にフッドボードなしのタイプが選ばれます。

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マットレス

寝心地に直結するのがマットレス。少し高くても、良質なマットレスを選んで快適な睡眠を得るようにしましょう。

サイズの選び方

ベッドのサイズと寝られる人数

マットレスのサイズは寝る人数や使う人の体格に合わせて選ぶ

マットレス選びでまず決めたいのが「サイズ」。

サイズに関しては、部屋の広さに合わせるのではなく、使用する人数に合わせて選びます。1人で寝るならセミシングル~セミダブルを、2人で寝るならダブル以上のサイズが一般的(上図)。

夫婦2人で使うベッドを選ぶとき、「ダブルサイズのマットレスを選ぶものだ」と思い込まず、「シングルベッド2つを買う」という選択もありです。就寝・起床の時間が夫婦で異なるのならば、相手にマットレスの振動が伝わらないシングル2つの方がストレスを減らせます。

寝心地の良いマットレスとは?

店頭でマットレスを選ぶときのポイント

マットレスは手で触ったり横になってじっくり確かめる

マットレスのかたさは、かたすぎてもやわらか過ぎても良くありません。横になったときに背筋を伸ばして直立したときの姿勢が保てる、適度なかたさを選びましょう。

ただ、正しい寝姿勢になっているか?は自分では分かりにくいもの。実際に店頭のマットレスに横になってみて、店員さんに確かめてもらうのが確実です。

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まとめ

家具全般の選び方のポイントと、部屋別の主要な家具の選び方をご紹介しました。

家具全般の選び方のポイントで解説した通り、家具選びはまず自分のライフスタイルを振り返り、どんな家具が必要か?どのくらいの大きさであれば十分か?を考えるところからはじまります。

理由もなく「なんとなく欲しいから」と選んだり、「部屋の広さ」を基準にサイズを選んでしまうと、結局 使わずじまいになってしまいます。

家具を選ぶときは、店頭などで実物を使って確認します。ネットの口コミでも情報が手に入りますが、実際に使ってみないと分からないこともあります。なぜなら、体格や体重、ライフスタイルは人それぞれで、人によって使いやすさの感じ方も違うからです。

家具はあなたのライフスタイルを豊かにするものです。自分のライフスタイルや身体に合った家具を選び、豊かな毎日をおくりましょう!

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