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家具はどう置けば暮らしやすくなる?配置の基礎テクニックまとめ

家具はどう置けば暮らしやすくなる?配置の基礎テクニックまとめ

模様替えや引っ越しで新しく家具を買ったとき、悩まされるのが家具の置き方。

同じ広さの部屋でも、家具の置き方1つで暮らしやすくも、逆に暮らしにくくもなります。

では、どのように家具を配置すれば、暮らしやすく、かつ見栄えも良くなるのか?

その基礎となる配置のテクニックが

の4つ。詳しく解説します。

スムーズに動けるように家具を配置する

家具配置は、「家具を配置してからどこを通るか?」決めるのではなく、「どこを通るか?を考えてから家具の配置を決める」のが基本です。

スムーズに動ける家具配置とは?

室内の人が通るルートの図面

▲ 動線を考えながら家具を配置するとスムーズに動ける

室内の人が通るルートを「動線」と言います。家具配置を考えるとき、この動線を考えながら家具の置く場所を決めることがもっとも重要です。

動線がスムーズにつながっていると、部屋の大きさにかかわらず効率よく移動ができ、暮らしやすい部屋になります。反対に、動線上に家具を配置してしまうと、毎回その家具を避けなければならないため、ストレスに感じてしまいます。

スムーズに動ける家具配置のポイント

人がスムーズに動ける、つまり動線を考えながら家具を配置するとき、

  • 人が通らない場所に家具を配置する
  • 動線には十分な通路幅を確保する
  • 行き止まりをつくらないよう家具を配置する

の3つを意識しましょう。

人が通らない場所に家具を配置する

人が通らない場所に家具を配置する

▲ 最短ルートに家具があると大回りしなければならない

人が通る場所に家具があると邪魔です。

動線は、目的の場所まで最短ルートでスムーズに移動できることが重要ですが、その最短ルートを家具でふさいでしまうと、それを避けるように動かなければなりません。

目的の場所まで最短距離で効率よく行けるように、ルートを妨げないように家具を配置しましょう。

動線には十分な通路幅を確保する

動線には十分な通路幅を確保する

▲ 十分な通路幅がないと無駄な動きが増えてストレスに

人が通る場所に家具がなくても、その通路幅が狭いとストレスです。

十分な通路幅とは、

  • 人ひとりが正面向きで通る:55~60cm
  • 正面を向いて2人がすれ違う:110~120cm

ほどのスペースです。動線となる通路には、この通路幅を確保しましょう。

通路幅が40cmくらいしかないと、毎回、体をひねったり横歩きしなくてはならないため、ストレスになります。

行き止まりをつくらないよう家具を配置する

行き止まりをつくらないよう家具を配置する

▲ 行き止まりをつくると動線がふさがれる

行き止まりがあると、通り抜けられないため引き返さなくてはなりません。これでは効率が悪くストレスに感じるでしょう。

たとえば、ダイニングセットを壁やキッチンカウンターに寄せると、動線がふさがれてしまいます。こうなると、奥に座る人は毎回、遠回りをしなければならないため効率が悪いです。

行き止まりをつくらず、どのルート(動線)も通り抜けられるよう家具を配置しましょう。

家具をそろえて配置する

家具を配置するときは、共通点を見つけて配置するとスッキリします。高さや奥行(前面)、色や素材の統一を意識して配置すると、まとまった印象が生まれます。

どのように家具をそろえるの?

動線を考えて配置をしても、配置の仕方で失敗すると全体にまとまりに欠けた印象になってしまいます。雑然とした雰囲気の部屋では、なかなかくつろげませんよね。

まとまりのある部屋に見せるには、高さや前面のラインをそろえて家具を配置すること。部屋全体に一体感が生まれ、これだけでグッと見栄えがよくなります。

家具をそろえて置くときのポイント

隣接したか家具に高低や奥行の凸凹があると、雑然とした印象になってしまいます。

ポイントは、

  1. 家具の高さをそろえる
  2. 家具の奥行きをそろえる
  3. 家具の素材や色をそろえる

の3つ。

家具の高さをそろえる

家具の高さがそろっていない配置

▲ 高さがバラバラで凸凹があると雑然とした印象になる

高さの違う家具がバラバラに並んでいると、部屋の見栄えが悪くなります。家具選びの段階であれば、家具の高さはそろえて購入するのが大事です。

家具を背の高い順に並べた配置

▲ 家具は高さをそろえるか背の高い順に並べる

今ある家具の高さがバラバラであれば、順番に並べ直して高さのラインに凹凸ができないように配置しましょう。背の低い家具は土台をプラスして高さをそろえるのもおすすめ。

高さがそろうだけでスッキリします。

家具の奥行きをそろえる

隣り合った家具との前面のラインがそろっていない配置

奥行きがそろっていないと雑然とした印象になる

家具の奥行きがそろっていないと、雑然とした印象になってしまいます。

隣り合った家具との前面のラインがそろった配置

家具は前面のラインをそろえて配置する

隣り合った家具の奥行きがそろわず、手前のラインに凹凸がある場合は、もっとも手前にある家具にあわせて配置しましょう。奥行の浅い家具は壁から離して配置します。

高さだけでなく、手前のラインもそろうと、よりスッキリした印象になります。

家具の素材や色をそろえる

家具の素材や色がそろっていない配置

▲ 家具の色や素材がそろっていないと雑然として見える

家具に使われる素材はさまざま。それによって色や質感に違いがでます。

素材や色、質感が統一されていないと、まとまりに欠けます。理想は家具選びの段階で統一させることですが、今ある家具で工夫するなら、素材や色ごとにまとめて配置すること。

家具の素材や色がそろっている配置

▲ 家具の色や素材をそろえるとまとまって見える

同じ色や素材の家具をまとめて配置し、異なる色や素材の家具は少し離して配置すると、統一感が出ます。

家具をまとめて配置する

家具を配置するときは、分散させずに一カ所にまとめ、ドアの前は広くスペースをとると広く見え、暮らしやすくなります。

なぜ、家具をまとめて配置するの?

家具が分散していない部屋

家具を一カ所にまとめて配置すると広く見える

一カ所に家具をまとめて配置することで、視覚的に広く見せることができます。

同じ広さの部屋、同じ数の家具でも、床や壁の見え方によって部屋の広さの感じ方は異なります。床や壁をより多く見せる方が広く見えて、ゆったりとした空間を演出できます。

家具が分散している部屋

家具を分散して配置すると狭く見える

たとえば、壁の4面すべてに家具があると、息苦しい雰囲気になってしまいます。スペースをムダに使っている可能性もあります。壁と床の見える面積が多くなるよう、家具はまとめて配置しましょう。

家具をまとめて配置するときのポイント

ドアの前に家具がない部屋

▲ ドアの前を広くあけると、部屋に入ったとき広く感じる

家具を配置する場所は、ドアから離れたエリアにまとめて置くのが理想的。部屋に入ったとき、大型家具が近くにある(見える)と狭い印象を与えてしまいます。

ドアの前に家具がある部屋

▲ 部屋に入ったときの視界を遮ると狭く見える

ドアの前はスペースを広く取り、家具は部屋の片側にまとめ、視線が抜ける見通しの良い家具配置を心がけましょう。こうすることで、スペースを無駄なく利用できます。

視線が抜けるよう家具を配置する

視界を遮るように家具を置いてしまうと窮屈に感じます。視線が抜けるように家具を配置し、さらにフォーカルポイントをつくると、部屋の見栄えが良くなり、暮らしやすくなります。

視線が抜ける家具配置とは?

家具を配置するときに意識したいのが「視線の抜け感」。視線の抜け感とは、視線を遮るモノがなく、部屋の見通しが良い状態を言います。

視線を遮るような場所に家具を配置したり、床から天井まである家具で壁面を覆ってしまうと、そこで視線がとまってしまい、窮屈さを感じさせます。

視線を意識した家具配置を心がけ、解放感のある空間を演出しましょう。

視線が抜ける家具配置のポイント

家具を配置するとき、

  • 窓を家具でふさがない
  • 背の高い家具を置かない
  • フォーカルポイントをつくる

を意識すると、自然と視線が抜けて開放感のある空間になります。

窓を家具でふさがない

大きな窓の前に家具を置いた配置

▲ 大きな窓の前に家具を置くと視線が遮られて狭く感じる

一人暮らしのワンルームやマンションの部屋の構造で多いのが、掃き出し窓が1方向だけの(壁面の1カ所にだけある)タイプ。このタイプの部屋でありがちなのが、掃き出し窓の前に大型家具を配置してしまうこと。

大きな窓の前に家具を置かない配置

▲ 窓を家具でふさがないように家具を配置すると視線が抜けて広く見える

掃き出し窓は視線が抜ける絶好のポイントですので、ソファやベッドなどの家具を配置しないようにしましょう。

背の高い家具を置かない

背の高い家具を配置した部屋

▲ 背の高い家具は圧迫感を与えて狭く見える

天井まで届く大きな家具を置いたり、背の高い家具の上にさらに収納ボックスなどを置くと、視線が抜けず圧迫感を覚えます。

背の低い家具を配置した部屋

▲ 背の低い家具を配置すると視線が抜けて広く見える

家具選びの段階であれば、背の低い家具を選ぶようにしましょう。どうしても背の高い家具を配置したいのなら、天井いっぱいまでの高さの家具ではなく、上部にすき間ができるくらいの高さがおすすめ。そこから視線が抜け、圧迫感を緩和してくれます。

フォーカルポイントをつくる

絵画を飾ってフォーカルポイントをつくった部屋

▲ 絵画などでフォーカルポイントを作ると視線がそこに集まり広がりを感じる

「フォーカルポイント」とは、部屋の中で自然と視線が集中する場所のこと。

フォーカルポイントがないと、雑多な場所に視線が行ってしまい、生活感を感じさせてしまいます。

小物やインテリアグリーン、ポスター、絵画など、印象的なモノを配置し、視線を集中させる工夫をしましょう。フォーカルポイントが1つあるだけで、そこに視線が向きま、結果的に部屋に奥行きをもたせ、広く感じさせてくれます。

まとめ

家具を配置するとき、もっとも重要なのが「動線」です。目的の場所まで最短ルートで行けるよう、動線上には家具を置かないこと。

動線を確保したら、高さや前面のラインをそろえるように家具を配置していきます。なるべく、家具は分散させず一カ所にまとめて配置すると部屋が広く見えます。

家具配置は視線を意識することも大切です。視線を遮るような場所には家具を置かずに、見通しが良い、抜け感のある部屋にしましょう。

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