ベッドのマットレスは、かたすぎてもやわらか過ぎても良くありません。横になったときに背筋を伸ばして直立したときの姿勢が保てる、適度なかたさを選びましょう。
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マットレスの役割とは
マットレスは、体重を分散しながら身体を支えてくれます。
人間の身体には凹凸があり、かたい板やクッション性のないもので寝ていると身体の出っ張ったところだけに体重が掛かり、首・腰に負担が掛かります。首や腰に負担が掛かると自然に寝返りが多くなり、結果的に深い睡眠がとれなくなります。
こういった睡眠時の身体への負担を減らすのが、マットレスの役割です。
自然な寝姿勢が保てるかたさを選ぶ
理想的な寝姿勢は、背筋を伸ばして直立したときの姿勢です。マットレスのかたさも、横になったときに背筋を伸ばして直立したときの姿勢が保てるかたさを選びましょう。
マットレスがかた過ぎると、体が真っすぐになって血行が悪くなり、寝返りが多くなって疲れます。反対に、マットレスに張りがなかったりやわらか過ぎると、胸やお尻に体重が掛かってしまい、背骨の曲がりが大きくなり腰痛の原因を生みます。
店頭でマットレスを選ぶときのポイント
マットレスに寝たときに、どれくらい沈み込むか?適切な寝姿勢が保てるか?は、実際に横になってみないと分かりません。家具屋などの店頭で、身体へのフィット感や寝返りのしやすさをチェックしましょう。
店頭でマットレスを試すときは、次の点をチェックしてみてください。
- 手で押してみて、マットレス全体に張りがある
- 手で押したときにスプリングの存在を感じられるものは避ける
- 腰が浮いたり、沈み込んだりしない
- 自然な寝姿勢が保てる
- 横向きになったり寝返りがスムーズにできる
- 横揺れがしない、続かない
手で押したときにスプリングの存在を感じられるものは避けてください。詰め物の量が少ない可能性があります。
まとめ
マットレスのかたさは、かたすぎると血行が悪くなり、やわらか過ぎると腰痛の原因になります。「かたい方が好き」「やわらかい方が好き」と好みもあるかもしれませんが、大事なのは自然な寝姿勢が保てるかたさを選ぶこと。
実際にマットレスに横になってみて、自然な寝姿勢=背筋を伸ばして直立したときの姿勢になっているか?チェックしましょう。
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