インテリアスタイル

おしゃれな家具やおすすめのレイアウトを提案するサイト

インテリア計画 木材・塗料

知らないと大損する?購入前に確認したい家具の塗装の種類

2016/11/28

家具の塗装

家具に使われる木材には、露出表面を覆う「塗装」がされています。

塗装といっても、その種類はひとつだけではなく、使う木の種類や目的によって使い分けられています。

塗装の種類を良く知らないで、見た目だけで家具を選んでしまうと、使っているうちに傷や汚れが目立って大損することはよくあります。

欲しい家具が見つかったら「使われている塗装が何か」は必ず確認しておくべきポイント。

そこでこの記事では、家具に使われる塗装の種類について紹介しています。それぞれの塗装の特徴を比較しながら家具を選んでみてください。

塗装の種類を確認する前に家具を購入してしまった場合も、その家具に使われている塗装の特徴を踏まえて大切に扱いましょう。

スポンサーリンク

家具を塗装する理由

そもそも、家具に塗装をする必要はあるのか?興味がある人は、参考知識として身に付けておきましょう。

家具に使われる木材を塗装する理由は、以下の3つ。

  • 美しさを際立たせる
  • 傷・汚れ・変色の防止
  • 吸湿・放湿による狂いの防止

塗装の目的は、木目や質感を生かし、美しく見せることだけが目的ではありません。

木は伐採された後も「生き続ける」ため、家具や建材として使用されている木材も、水を吸収して空気中に放散しています。

水分を含んだ木は膨張したり、逆に乾燥による伸縮も見られます。これが原因で塗装は木材の狂い(変形)が生じますが、塗装によりこの現象をおさえることが出来ます。

また、直射日光による日焼けや変色を防いでくれたり、傷や汚れを防止する役割も果たします。

家具に使われる代表的な3つの塗装

ここから本題に入ります。まずは、家具に使われる代表的な塗装について解説します。

家具屋さんでよく見かける塗装は、以下の3つ。

  • ウレタン塗装
  • オイルフィニッシュ
  • ラッカー塗装

それぞれの特徴について詳しく解説します。

手入れが楽な「ウレタン塗装」

正式名称はポリウレタン樹脂塗装。ポリウレタン樹脂に溶剤のエステルを加えたものです。

価格・品質が優れる高級品ですが、一般的に普及している種類の塗装です。

ウレタン塗装の特徴は以下の通り。

  • 耐水性・耐久性・耐熱性などに優れている
  • 傷や汚れにも強い
  • 光沢のあるつるつるとした仕上がり

輪染みや傷・汚れにも強いので、ダイニングテーブルなどの家具はウレタンがおすすめ。手入れが楽です。

表面に光沢のある質感が出てしまうので、ナチュラル感を求める家具には向きません。

また、使い続けることによる「味」や「風合い」は出ません。

最近ではつや消しのウレタン塗装もあります。

ナチュラルな質感の「オイルフィニッシュ」

「塗装のない塗装」と呼ばれ、樹脂を含んだ特殊な油を家具の表面から浸透させ、余分な油を拭き取って仕上げる種類です。

オイルフィニッシュの特徴は以下の通り。

  • 木目を生かしたナチュラルで美しい仕上がり
  • 耐水性・耐傷性に弱い

塗膜がないので自然な木肌を表現できる反面、シミや傷などが付きやすいデメリットがあります。

ダイニングテーブルで使うときは、輪染みや汚れに注意が必要な種類の塗装です。

ウレタンとオイルの中間「ラッカー塗装」

「ウレタンのように傷や汚れから守ってくれる塗装がいいけど、自然な雰囲気も生かしたい」そんな願いをかなえてくれるのがラッカー塗装。

光沢はウレタン塗装ほど目立たなく、そこそこの強度を持ち合わせた塗装です。

  • 耐水性・耐傷性が少し弱い
  • 日光にも少し弱い
  • 傷や汚れからは守ってくれる

ただし、ウレタン塗装よりも塗膜が薄いので、耐水性・耐傷性などの強度が劣ります。

日光にも弱いので、日が良く当たる場所に家具を置くのは避けましょう。家具が変色します。

無垢材などの木の風合いを生かし、傷からも守りたい家具には適しています。

スポンサーリンク

たまに見かける塗装の種類

ウレタン塗装やオイルフィニッシュほど有名ではありませんが、たまに見かける塗装の種類をご紹介します。

ピアノで有名な「ポリエステル塗装」

鏡面のようなが美しいツヤの仕上がりが特徴的な「ポリエステル塗装」。ピアノで有名な種類の塗装です。

木の質感は出にくいので、光沢感や高級感を演出したい家具に使います。

ポリエステル塗装は塗膜が厚いですが、衝撃や傷には弱いデメリットがあります。直射日光や温度の変化には強いです。

あらゆる衝撃に耐える「UV塗装」

UVとは、ウルトラバイオレットの略です。正式名称は紫外線硬化塗料。紫外線から守ることで聞きなじみがあると思います。

UV塗装の長所は以下の通り。

  • 耐水性や耐傷性がある
  • 耐摩耗性・耐薬品性に優れている
  • ウレタンよりもツヤ感や光沢がある

子どもの学習机でテカテカした表面をよく見かけますが、それがUV塗装の見た目です。

ナチュラルな雰囲気を出せない種類なので、ツヤ感を生かしたモダンな家具に向いています。

傷や汚れからもしっかり守ってくれるので、デスクなどの家具に使われます。

つまり、木の質感は生かせませんが、手入れが楽で傷がつかない塗装ということです。

まとめ

家具に使われる塗装で、もっとも一般的な塗装の種類が「ウレタン塗装」。

木の表面に薄くて堅い膜をつくる仕上げで、傷や汚れが付きにくく、熱や水にも比較的強いのが特徴です。触った感じはつるつるしていて、光沢感もあります。

ラッカー塗装も膜をつくる塗装ですが、ウレタンに比べると薄いため、傷には弱くなります。

オイルフィニッシュやワックスフィニッシュ、ソープフィニッシュは、木の表面に膜をつくりません。

膜をつくらないので傷や汚れには弱いですが、木の質感や表情を自然に近い状態で伝えてくれます。

塗装は、傷や汚れから守る強度が上がるほど、木の質感を殺してしまう傾向にあります。

だからといって、木の質感を殺してしまうことが悪いとは言いません。それだけ手入れが楽であるメリットがあります。

大切なのは、自分の好みや使用シーンを想像して塗装の種類を選ぶこと。

「木の質感が出るからオイルがいい」と思って購入したら、すぐ傷がついて後悔することになります。

それぞれの塗装の特徴を十分に理解して、家具を購入しましょう。

-インテリア計画, 木材・塗料
-

おすすめの記事

おしゃれな家具の通販サイト 1
【プロが厳選】安くておしゃれな家具通販サイトのおすすめ11選

新生活や模様替えでインテリアをそろえるときって、できれば安くておしゃれな家具が欲 ...

2
【マネするだけ】6畳の正しいインテリアレイアウト

6畳の部屋にインテリアをレイアウトしても、 部屋が狭く感じる ゴチャゴチャした感 ...

3
イームズチェアのリプロダクトのおすすめは?種類別に徹底紹介!

イームズチェアを正規品で購入しようと思っても、値段の高さに尻込みしてしまう人も多 ...