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【図解】リビングの家具配置の例とレイアウトのポイント

【図解】リビングの家具配置の例とレイアウトのポイント

リビングルームの主役となる家具と言えば、「ソファ」とソファの前に置く「リビングテーブル」、そして「テレビボード(テレビ台)」。

これらの家具は、どういった形で配置をすれば過ごしやすいリビングになるのか?

この疑問を解決すべく、家具配置のポイントレイアウトの例をイラスト付きで詳しく解説します。

引っ越しや模様替えでリビングの家具配置に困っている方、ソファのレイアウトが思うようにいかない方のご参考になれば幸いです。

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リビングの家具配置のポイント

リビングの家具配置のポイント

空間全体のポイント

リビングは、ソファを中心に家族が集まりくつろぐ空間。ですが、来客時にはおもてなしのスペースになるため、使われ方もさまざま。

ソファやリビングテーブルの置き方によって、リビングの雰囲気も使われ方もガラッと変わるので、まずその使われ方(来客中心なのか?家族との団らん中心なのか?または接客と家族兼用なのか?)を明確にする必要があります。

リビングの使われ方を明確にし、その用途にあわせて家具配置をしていくと、暮らしやすい空間になります。

ソファ配置のポイント

リビングの家具と言えば「ソファ」。ソファの配置によってリビングの空気感が変わります。

ソファを対面型に配置した実例

たとえば、対面型のソファ配置は向かい合って座るため緊張感が生まれます。

ソファをL型に配置した実例

L字型のソファ配置はお互いの視線が気にならずに座れるため、家族の団らんに向いています。

このように、ソファの配置1つでフォーマルな雰囲気も、和やかな雰囲気を演出することもできます。リビングの使われ方に着目して適切なソファ配置を計画しましょう。

ソファ周りの配置のポイント

ソファをI型(並列型)に配置した実例

ソファ周りに置かれる家具といえば、「リビングテーブル」「テレビボード」の2つ。

リビングテーブルの配置

リビングテーブルは、ソファで立ち座りをしたり、足を伸ばして座るためにも50cm前後の間隔をあける必要があります。

狭くてリビングテーブルを配置する余裕がないのなら、ソファの横にサイドテーブルを置けばコンパクトに収まります。

テレビボードの配置

テレビボードを配置するなら、通路幅としてソファから60cm以上は離します。

ソファの前にリビングテーブルも配置するなら、テーブルから60cm以上離しましょう。

ソファ周りの通路は、最低でも50cm、できれば60~90cmくらい確保すると、人がスムーズに通ることができます。これ以上間隔を詰めると、通りにくくストレスになってしまいます。

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リビングセットの家具配置の例

リビングの主役となる家具が「ソファ」。ソファを中心に「リビングテーブル」や「テレビボード」の配置を決めていきます。

ソファの配置はいろいろなパターンが考えられますが、スタンダードなのが

の3パターン。

リビングの使われ方(来客中心なのか?家族の団らん用なのか?または接客と家族兼用なのか?)を明確にして、その用途にあったソファ配置にしましょう。

ソファをI型(並列型)に配置する

ソファをI型(並列型)に配置する

I型のソファ配置は親密度が高いが来客に不向き(寸法は目安)

2~3人掛けのソファを1つだけ配置したパターンです。

ソファの前にはリビングテーブル、テレビボードを配置します。ソファとリビングテーブルの間は50cm前後あけると足を伸ばせるのでくつろげます。

リビングテーブルを置くスペースがない場合は、サイドテーブルをソファの脇に配置することでコンパクトに収まります。

対面型の配置L字型の配置に比べて必要なスペースが少なく省スペースに収まります。

I型のソファ配置は隣り合って座るため来客には不向きな配置ですが、1人暮らしや夫婦の団らんのスペースとしてはピッタリ

ソファを対面型に配置する

ソファを対面型に配置する

対面型のソファ配置は緊張感が生まれるので応接向き(寸法は目安)

2つのソファを対に配置したパターンです。

一方には2~3人掛けのソファを、もう一方には1人掛けのソファを2つ、または2~3人掛けのソファを1つ配置します。

この配置は向かい合って座ることとなるため、緊張感が出る、応接向きのレイアウトです。お互いの顔を見ながらじっくり会話ができるでしょう。来客が多いリビングに最適なソファ配置です。

応接向きのため、リビングテーブルとソファの間は30~40cm前後空けます。くつろいで座ることを想定していないため、少し間隔を詰めます。

対面型はソファの両サイドに通路となるスペースを確保する必要があるため、I型のソファ配置に比べて広くスペースをとります。省スペースにしたいときは、片方のソファを壁付けにします。

ソファをL字型に配置する

ソファをL型に配置する

L字型のソファ配置は斜めに座るためリラックスでき、解放感もある(寸法は目安)

ソファをL字型に配置したパターンです。

2つのソファを直角に配置します。テレビボードはソファの対角のどちらにも配置できます。

リビングのコーナーに沿うようにソファを壁付けすることで、部屋のスペースが有効に使え、視線も広がるため開放感が生まれます。

L字型のソファ配置は斜めに相手を見て会話するため、リラックスした雰囲気を演出できます。対面型の配置と違い、お互いの視線が気にならず緊張感が出ません。4人以上の家族が団らんするのに向いているリビングレイアウトです。

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2~3人掛けのソファを1つだけを配置するなら「I型(並列型)」、ソファを2つ以上配置できるなら「対面型」か「L字型」が考えられます。

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ソファとテーブルの間のスペース

天板が木のリビングテーブル

ソファとリビングテーブルの間に必要なスペースは、ソファの座面高と座り方によって異なります。

来客が多いリビングは、ソファとリビングテーブルの間隔を少し詰める必要があります。来客はあまりなく、家族との団らんを中心としたリビングでは、幅を持たせると良いでしょう。

来客が多いリビングの場合

ソファの座面高が42cm前後ある場合のリビングテーブルとの間隔

座面高42cmの場合、ソファとテーブルは35~45cmあける

来客中心のリビングでは、ソファとリビングテーブルとの間隔を詰めます。寸法で言うと35cm~45cm前後です。

理由は、来客は姿勢を正してソファに座ることが想定されるため。足を前に伸ばして座ることがあまりないので、間隔をたくさん空ける必要はありません。逆に、ソファとリビングテーブルを離し過ぎると、テーブルに手が届かなくなり不便です。

ソファの座面高は42cm前後のものを選ぶと座りやすくなります。リビングテーブルの高さは45cmが使いやすい高さ。

ソファ配置だと対面型が来客に最適です。

家族との団らんを中心とした場合

ソファの座面高が35cm前後ある場合のリビングテーブルとの間隔

座面高35cmの場合、ソファとテーブルは45~50cmあける

家族との団らんが中心のリビングでは、ソファとリビングテーブルとの間隔を多めにあけます。寸法で言うと45cm~50cm前後です。

理由は、ソファでくつろぐことが多いため。テレビを見たり家族と会話するときは、足を伸ばしたり組んだりと深く腰をかけるので、間隔を広くとると良いでしょう。

ソファの座面高は35cm前後のものを選ぶとくつろぎやすくなります。座面が低い場合、リビングテーブルも33cm前後と低いと使いやすいです。

ソファ配置だと「並列型」か「L字型」が団らんに最適です。

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ソファとリビングテーブルの間に必要なスペースは、ソファの座面高によって異なります。座面高35cm前後なら45cm~50cmくらい、42cm前後なら35cm~45cmくらい離せば良いでしょう。

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まとめ

リビングのレイアウトのポイントまとめ

リビングは、家具配置次第で雰囲気や導線がガラッと変わります。どういった使い方をするのか?よく考えてから家具の配置、ひいては家具のサイズや数を選ぶ必要があります。

来客が多いのなら、フォーマルな家具配置が適しています。ソファの配置は対面型がおすすめ。リビング全体としては礼儀正しい雰囲気を演出することが求められるため、きちんと整理された部屋にできるよう、家具配置や収納を計画してください。

家族との団らんが中心なら、家族みんなが集まりたくなるような家具配置を心がけましょう。そのためには、家族全員がゆったりと座れるソファを置くか、足りなければパーソナルチェアで補います。

夫婦2人だけなら並列型のソファ配置で問題ありませんが、家族が増えたときはL字型のソファ配置ができると良いでしょう。

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