赤ちゃんは、どんな場所で転落・転倒する危険があるのか?どう対策すべきか?一児の母でもある保育士の妻に、赤ちゃんのいる家庭で注意すべきところを聞き、この記事にまとめました。
室内で赤ちゃんが転倒・転落しやすい場所
個人差はありますが、赤ちゃんは生後4~5カ月ごろから寝返りを、生後7~8カ月になるとずりばい(腹ばいで移動するほふく前進のような動作)、生後10カ月ごろにはハイハイができるようになります。さらに、1歳を過ぎると歩けるようになります。
寝返りやずりばい、ハイハイができるようになると、できることや行動範囲が広がり、事故のリスクも増えます。室内での事故に気を付けましょう。
転落しやすい場所
- ソファ
- ベッド
- ベビーカー
- 階段
- 踏み台収納などの箱類
- 食事用ハイチェア
赤ちゃんをソファやベッドの上に置くと、ちょっと目を離したすきに転落する可能性が。寝ていて「まだ動かない」と思っていても、急に寝返りをうって転落事故になる危険があります。
ハイハイができるようになると、踏み台などのちょっとした高さに登りたがりますが、そこから転落する危険があります。
転倒しやすい場所
- 玄関の段差
- ベランダの段差
- ラグやマットの境目
- 電源コード
玄関やベランダなどのちょっとした段差は、赤ちゃんが転倒・転落しやすくケガの原因に。ラグやマットの境目、電源コードも足が引っかかると危険です。
室内の転倒・転落事故を防止するには?
- ソファやベッドなど高い場所に寝かせない
- 玄関や階段にはベビーゲートをする
- ベランダの窓・網戸にはサッシロックをする
- ラグやマットには滑り止めを付ける
- コード類はまとめるか隠す
- 赤ちゃんがよじ登ってしまうような物は置かない
- ベビーカーや食事用ハイチェア使用時はベルトなどで固定する
赤ちゃんが動けるようになると、親が目を離した一瞬のすきに事故が起こることも。
実際、我が家でも油断した隙に事故が起こりそうになったことがあります。ソファの上に赤ちゃんを寝かせていたら、急に動いて転落しそうになりました。
きちんと安全対策をとり、事故がおこらないように心がけましょう。
まとめ
住環境も人それぞれですので、家庭によってはご紹介した以外の対策が必要なこともあります。
思わぬところに危険が潜んでいる可能性もあるため、今一度、どんなところが赤ちゃんにとって危険か?よく考えて対策をとりましょう。
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