カーテンは、普段のお手入れなら、部屋に掃除機をかけるときにカーテンやレールに掃除機をかけ、ホコリを取り除くだけで大丈夫です。半年に1度を目安に、洗濯機で洗って、カーテンレールに吊るして乾かしましょう。
カーテンが汚れる原因は?
- ホコリやゴミ
- 排気ガス
- 結露によるカビ
カーテンは風の通り道である窓際に設置するため、生地の繊維にホコリやゴミが付着したり、排気ガスによって日々汚れていきます。我が家は室内犬を飼っているので、犬の毛や臭いでも汚れます。
結露(窓ガラスに空気中の水蒸気が水滴になってつく現象)によってカビが発生することもあります。
掃除では結露は防げませんが、日ごろからまめにお手入れをし、ホコリやゴミ、排気ガスなどの汚れを落とし、室内に清潔な空気を取り入れるようにしましょう。
カーテンの洗濯方法
カーテンを洗濯する手順、乾かし方、注意点をご紹介します。
洗濯前の確認
ほとんどのカーテンは水洗いができますが、まれに水洗いできないものもあります。
洗濯ができるか?は、カーテンのタグを見れば分かります。
「洗濯桶のマーク」があればご自宅の洗濯機で洗濯ができます。
また、
洗濯機で洗濯する場合は、必ず洗濯ネットをご使用ください。
などの記載がされていれば、洗濯ができると判断ができます。
洗濯の頻度
カーテンを洗濯する頻度は、半年に1回程度です。
「年末の大掃除のときにカーテンを洗濯する」と決めていれば、あとはその半年後に洗濯すれば良いので覚えやすいでしょう。
「生地の厚さや性質が違うため、ドレープカーテンとレースカーテンで洗濯頻度を変えた方が良い」という意見もありますが、それだと効率が悪いため、一度にまとめて洗った方が良いでしょう。
洗濯手順
カーテンの洗濯手順は次の通り。
- カーテンをレールから外す
- 洗濯ネットにカーテンを入れる
- 洗濯機で洗濯する
カーテンをレールから外す
まずは、カーテンをレールから外します。このとき、カーテンに付いているフックを一緒に外すさないように。
洗濯ネットにカーテンを入れる
次に、カーテンを畳んで、洗濯ネットに入れます。
カーテンが入る大きめの洗濯ネットがなければ、100円ショップなどにも売っているので用意しましょう。
洗濯機で洗濯する
さいごに、洗濯機に洗剤を入れ、洗濯機をまわします。脱水は短めに。柔軟剤や漂白剤は基本的に使用しません。
乾かし方
洗濯したカーテンは、レールに吊るして自然乾燥させます。よほど湿度の高い季節や環境でなければ、2~3時間ほどで自然に乾きます。天気や時間帯を気にして洗濯する必要はありません。
乾燥機を使うと繊維が傷んだり縮んだりするため、使用はしないように。レールに吊るして放っておくだけで乾きます。
洗濯で注意すべきポイントは?
- 金具・フックを取り外す
- 漂白剤は使用しない
- 脱水は30秒以内にする
- 乾燥機は使わない
カーテンの洗濯でよくやってしまいがちなのが、金具・フックが付いたまま洗濯してしまうこと。
金具やフックが付いた状態で洗濯すると、壊れたりカーテンが傷みます。
カーテンのタグにも、以下のように注意書きが記載されています。
洗濯の際は、フックを必ず外してください。
洗濯ネットに入れる前に必ず金具やフックを外しましょう。
また、漂白剤や乾燥機の使用、長時間の脱水は劣化の原因になります。避けましょう。
カーテンの普段のお手入れ
カーテンを洗濯機で洗えば、ほとんどの汚れを落とすことができますが、洗濯のためにカーテンをレールから外したり、また取り付けるのは意外と重労働。
ですので、普段は部屋に掃除機をかけるついでに、カーテンやレールにも掃除機をかけるようにしましょう。これだけで、ホコリやゴミが取り除けます。
カーテンに掃除機をかけるときは、強く吸い込むと絡まってしまったり、繊維を痛めてしまうので、布を吸い込まない掃除機のアタッチメントがあると便利です。アタッチメントがなければ、吸い込みの強さを弱く設定し、掃除機をかけましょう。
まとめ
水洗いできるカーテンをお使いなら、半年に1度を目安にご自宅の洗濯機で洗濯しましょう。普段は、部屋の掃除機をかけるついでにカーテンを掃除しておきます。
こうすることで、カーテンの美しさをキープし、部屋の空気も清潔になります。