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イームズチェアのリプロダクトのおすすめは?種類別に徹底紹介!

イームズチェアのリプロダクトのおすすめ

イームズチェアを正規品で購入しようと思っても、値段の高さに尻込みしてしまう人も多いのでは?

実は私もその1人。イームズチェアの正規品は4~6万前後で販売されているため、お財布事情からリプロダクトの購入を考えました。

ところが、イームズチェアのリプロダクトを購入しようと思っても、

  • どこの店で買うべき?
  • 正規品との違いは?
  • 本当に買っても良いのか?

など、さまざまな疑問が浮き彫りになりました。

そこでこの記事では、イームズチェアの概要やリプロダクトと正規品との違い、おすすめの販売店などをご紹介します。

イームズチェアの概要から、おすすめのリプロダクトをご紹介します。

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イームズチェアってどんな椅子?

イームズチェアについて

イームズチェアは、「より安価で軽量に」というコンセプトで作られた椅子です。背から座にかけて人間の体形に合わせてデザインされたシェル構造と、スチールの脚がイームズチェアの特徴。

1950年の発売当時は、FRP素材(繊維強化プラスチック)で作られていましたが、現在はポリプロピレン製。

なめらかな曲線を描くシルエットは、腰を掛けるとほど良くフィット。機能美を感じさせる名作椅子ですね。

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イームズチェアの種類

イームズチェアの種類

一口に「イームズチェア」と言っても、その種類は実にさまざま。イームズチェアを探しているときにも、「アームがあるタイプ」や、「椅子の脚に木が付いているタイプ」を見かけるのではないでしょうか?

種類によって商品名も微妙に異なり、「DSW」や「DAW」などアルファベットの3文字で区別されています。もっとも人気があるイームズチェアは「DSR」。開発には航空力学を利用したといわれるエッフェルベースが特徴です。

イームズチェアに興味がある人は、代表的な種類の違いを把握するのも良いかもしれません。

イームズチェアのDSWやDAWの種類
DSW?DAW?イームズチェアの種類を徹底解明!

イームズチェアを探しているときに、似たような形状の椅子を見かけたことがありませんか? 商品名をよく見ると、「DSW」や「DAW」と、アルファベット3文字の羅列が並んでいます。 実は、イームズチェアには ...

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イームズチェアのリプロダクトのおすすめ店は?

イームズチェアのリプロダクトを取り扱う販売店は豊富にあります。ネットで探しているときに、「どのお店で購入すれば良いの?」と迷ってしまいますよね?

そこでここからは、イームズチェアのリプロダクトが安心して購入できるお店をピックアップしておきます。

DSR・DSWが完成品で届く「エア・リゾーム」

イームズチェアのリプロダクトのおすすめ店

公式サイト:エア・リゾーム

定番のDSR・DSWから、ロッキングベースのイームズチェアのリプロダクトが完成品で届く「エア・リゾーム」。

イームズチェアのリプロダクトは、座面と脚を別に配送してくるお店がほとんど。ネジの入れ方を間違えると、壊れる可能性があります。

それに対して、エア・リゾームのイームズチェアは完成品で届くので安心。

完成品のため届いたらすぐに使えて助かりました。思ったよりも軽くコンパクトな印象ですが、座面は広くしっかりした作りで座りやすいです。この価格は大変お得だと思います。

出典:イームズチェアの通販|北欧インテリア・家具ならエアリゾームインテリア

組み立てや検品も日本国内だから安心。届いてからすぐに使いたい人にもおすすめです。

エア・リゾームでは、「シェルサイドのロッキングタイプ」や「イームズチェアにインスパイヤされたスツール」など、珍しいリプロダクト品の販売もしています。

イームズチェアにデザインを合わせて作られたデスクもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

ワイヤーチェアが買える「家具350」

ワイヤーチェアのリプロダクトのおすすめ店

公式サイト:家具350

イームズシェルサイドチェアのフォルムをそのままに、座面の素材をワイヤーに置き換えたのが「ワイヤーチェア」。

エッフェルベースとあいまって、スタイリッシュでシルエットが美しいですね。ワイヤーチェアには、座にパッドが付いたタイプや、ツーピースのクッションが付いたモデルもあります。

ワイヤーチェアの正規品は、シェルサイドチェアやシェルアームチェアよりも圧倒的に高値で販売されています。

インテリアショップ「家具350」では、ワイヤーチェアのリプロダクトが1万円前後で手に入ります。

ワイヤーチェアのリプロダクトはあまり見かけないため、販売店を覚えておくと便利です。

リプロダクト(ジェネリック)品について

イームズチェアをはじめとしたデザイナーズ家具は、「意匠権」によって守られています。

意匠権は、工業的に大量生産できる商品のデザインを守り、権利が有効な限り、同じような商品をつくることは許されません。

しかし、意匠権には期限があります。デザインを守っている意匠権の期限が切れると、正規品に近い形で再現された商品(リプロダクト)を作ることが許されるのです。

リプロダクト品はジェネリック家具とも呼ばれ、正規メーカー以外が製造し、市場に出回っています。

イームズチェアも意匠権が切れているので、さまざまなショップから「復刻版」としてリプロダクトが販売されています。

本物(正規品)とリプロダクトの違い

イームズチェアのジェネリック品

では、正規品とリプロダクト品は、何がどう違うのでしょうか?

簡単に説明すると、以下のような違いがあります。

  • 正規品は耐久年数が高い
  • 正規品はアフターフォローがある
  • 価格はリプロダクトの方が圧倒的に安い
  • リプロダクトは販売店が多い

正規品は確かな品質が保証されているので、耐久年数が高いことが特徴。アフターフォローもあります。

たとえば、ハーマンミラーの正規販売代理店でイームズチェアを購入すれば、5年前後の保証がつきます。保証期間内であれば、修理や代替品を届けてくれます。

イームズチェアの正規品は、インテリアショップ「センプレ」などで購入ができます。

安く買うならリプロダクトがおすすめ

「リプロダクト」や「ジェネリック」と聞くと、あまり良いイメージはありません。リプロダクトは正規品に比べて品質が劣るのも確か。

ですが、リプロダクトは正規品に比べて圧倒的に安いメリットがあります。

イームズチェアの正規品が40,000~60,000円前後であるのに対して、リプロダクトは1万円以下。半額以下で手に入ります。

消費者にとっては「品質」も大事ですが、「価格」の方が重要ですよね。リプロダクト品は、私たちのお財布の味方です。

正規品はコンセプトに合ってない?

イームズチェアは、「高品質の家具をより低価格で」というイームズ夫妻のコンセプトで作られた椅子です。

ところが、今日のインテリアショップでの扱われ方は、どうでしょうか?

正規品のイームズチェアは、今や名作シェアとして高値で販売されています。「Yチェア」などに比べれば多少は安いですが、決して「低価格」ではありませんよね。

この状況を、イームズチェアの生みの親であるイームズ夫妻は望んでいたのでしょうか?私はそうは思いません。

リプロダクト品は買って損はない?

イームズチェアのリプロダクトは大丈夫?

リプロダクト品に対しては、何かと不安がつきもの。品質や見た目、座り心地など、「本当に買って良いのか?」と疑問に思ってしまいますよね?

実は、我が家もリプロダクトにするか迷いましたが、思い切って購入しました。

通販の1万円以下のイームズチェアですが、2年間も使っても壊れません。座り心地も、リプロダクトだからといって悪いとは感じません。

私が新宿の大手インテリアショップで勤務していた時も、イームズチェアのリプロダクト品を購入していた店員はいました。やはり、リプロダクトの価格の安さには敵わなかったようです。

価格重視なら、イームズチェアをリプロダクトで買っても問題ありません。私は満足でした。

リプロダクトは販売停止の可能性も

過去に、イームズチェアと並んで人気であった「Yチェア(CH24)」は、立体商標としての登録が認められ、リプロダクト品の製造が禁止されています。

Yチェアのリプロダクト品を探してみても、なかなか見つからないでしょう。

イームズチェアも例外ではありません。近い将来、リプロダクト品は市場に出回らなくなる可能性があります。リプロダクトの購入を検討しているなら、早めに購入したほうが良いかもしれません。

まとめ

リプロダクト品は、意匠権が切れたデザイナーズ家具の復刻商品です。品質で選ぶなら正規品がおすすめですが、価格重視ならリプロダクトで十分。

イームズチェアのリプロダクトは、近い将来、販売停止の可能性があるので早めに入手しましょう。

イームズチェアにもさまざまな種類がありますが、おすすめはエッフェルベースのイームズシェルサイドチェア(DSR)。シンプルで幅広いシーンに溶け込む、人気のタイプです。

イームズチェアを購入したら、椅子に合うテーブルも探してみてください。

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