手に入りやすくて育てやすいパキラですが、「毎日の水やりが大変」「土に虫が寄り付く」など、何かと苦労しますよね。
そんな苦労を解決してくれるのが、ハイドロカルチャー。
土をハイドロボールに変更したり、既製品でパキラのハイドロカルチャーが購入できるお店を探している人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、パキラをハイドロカルチャーへ植え替える方法と、ハイドロカルチャーの既製品が買える購入店をご紹介します。
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パキラの特性とハイドロカルチャーへの植え替え方法
- 植え替え:5~10月ごろ
- 越冬環境:8℃以上
- 置き場所:明るい室内
- 水やり:5~10月は土が乾いたら。それ以外は2~3日に一度
パキラの植え替えは5~10月ごろです。ハイドロカルチャーに植え替える場合は、5~10月にしましょう。
ハイドロカルチャーとは?
ハイドロカルチャーとは、一般の培養土の代わりにハイドロボールと呼ばれる、丸い粒子状の焼いた土を使う育て方を指します。
植え替えの方法は、排水穴のない容器にハイドロボールを入れ、水位計を付けるだけ。土壌に虫が潜り込めず、水がどれくらい満ちているかが一目でわかります。
粒子状の粒が大きいため、根の一部が常に空気にさらされて、根腐れの心配もありません。
植え替えに必要なモノ
- パキラ
- 排水穴のない鉢(底の穴がない容器)
- ハイドロボール(レカトン)
- 水位計
ハイドロカルチャーは、底に穴が空いていない容器で育てることができるので、水が外に漏れる心配がありません。
ハイドロカルチャーで使う土は、レカトンと呼ばれる、粘土を1200度位の熱で発砲させたものを使います。
また、パキラの水やりは、「5~10月は土が乾いたら、それ以外は2~3日に一度」ですが、水位計を使えば「どのタイミングで水をやれば良いのか」が適切に分かります。
植え替えの手順
- ハイドロボールを洗う
- パキラの根の土を洗い流す
- ハイドロボールを容器の底に敷く
- パキラを容器に移す
- 容器のスキマにハイドロボールを入れる
- 水位計を入れる
植え替えを行う前に、ハイドロボールの汚れを十分に落としておきましょう。パキラについた土壌もよく洗い流してください。
ハイドロボールとパキラの土がきれいに洗えたら、植え替える容器の底に少し敷いておきます。容器の3分の1くらいが目安です。
容器を移し替える際は、パキラの根を傷めないように、慎重に行ってください。
移し替えができたら、容器のスキマにハイドロボール(レカトン)を入れます。
あとは水位計を入れるだけで完成です。
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