テレビボードを選ぶとき、値段やデザインも重要ですが、特にチェックしたいのが
の4つ。
それぞれの選び方のポイントを解説します。これからテレビボードを選ぶ方はぜひチェックしてください。
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リビングテーブルの選び方の基本
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テレビボードの高さの選び方
座ったときの目線の高さにあわせる
テレビボードの高さは、ソファなどに座ったとき、画面を見上げることがなく楽な姿勢で見られる高さが適切です。
映画館に行って見やすい席をスタッフに聞くと、目線の高さが画面の中心にくるくらいの席を案内されるはず。最前列で見ると首が疲れますよね?それと一緒で、自宅のテレビも目線の高さがテレビの中心にくるくらいの高さだと楽です。
NG例
たとえば、座面高40cmのソファに座ったとき、人の目線の高さは80cmほどになっています。このとき、テレビの中心の高さは80cm前後が理想です。
これに対し、テレビの中心の高さが120cmになっていると、画面を見上げる姿勢で見るため疲れます。
「ソファはあるけど、ソファに座らず床に座って見ることが多い」「大画面テレビで見る」といったケースでは、ロ―ボード(高さの低い)タイプのテレビボードをおすすめします。
テレビボードの横幅の選び方
テレビの横幅以上を確保
テレビボードの横幅は、最低限、テレビの幅以上を確保する必要があります。
たとえば、42型(42インチ)のテレビだと横幅は約92cmです。テレビボードの幅は150cmくらいあると、テレビコーナーのバランスよく見えるはずです。
ただし、テレビボードの横が通路になっている場合は、通行分のスペースを確保したうえで横幅を決めましょう。通路にはみ出し、動線を塞いでしまうと暮らしにくくなります。
NG例
テレビボードよりもテレビの横幅があると、見た目がアンバランスでよくありません。また、横幅が狭いということは収納力も落ちます。
横幅は92cmのテレビ(42型)に対し、テレビボードが幅80cmだとアンバランスに見えます。
テレビボードの収納力の選び方
テレビ周りの小物が入るかチェック
テレビボードを選ぶとき、サイズ以外で注目したいのが「収納力」。しまいたいAV機器やゲーム機、CDやDVD、ゲームソフト類などを収納できるくらいの余裕があるか確かめてください。
具体的には、棚の引き出しの内寸の高さと奥行きを測り、テレビ周りに収納したい物が入るか?チェックします。
DVDやゲームソフトを頻繁に買ってテレビボードに収納する場合は、今ある量だけの収納ではなく、今後モノも増えるだろうと予想して、その分の収納も確保できる大きさのテレビボードを選ぶと良いでしょう。
オープン棚だとゲーム機器やAV機器にホコリが付きやすいため、ガラス扉タイプをおすすめします。
配線用の穴の位置や数もチェック
また、ケーブル類の接続が簡単にできるかどうかも重要。棚板や背板に配線用の穴が空いているかもしっかりチェックしましょう。
テレビボードの耐荷重の選び方
テレビボードを選ぶときに忘れてはならないのが「耐荷重」。テレビやAV機器は重い物が多いので、天板や棚板の耐荷重は必ず確認すること。
たとえば、シャープ(AQUOS)の42型のテレビは21kgもあります(同じ型でもメーカーによって重さは前後します)。
これにサウンドバーをテレビ台に一緒に乗せるなら、最低限、「テレビの重さ」+「AV機器の重さ」に耐えられるテレビボードを選ぶ必要があります。観葉植物やオブジェも意外と重さがあるので、ディスプレイするならそれらも計算に入れます。
今あるテレビはもちろん、今後購入するであろうAV機器のトータルの重量を計算して、その重さに耐えられるテレビボードか?よく確認しましょう。
まとめ
テレビボードを選ぶときのポイントをまとめます。
- 高さは「座ったときの目線」が「テレビの中心」にくる高さである
- 幅はテレビボードの横幅以上がある
- 仕舞いたい機器やソフト類が十分に収納できる
- テレビやテレビ台に乗せるAV機器の重さに耐えられる
AV機器は商品サイクルが早いので、今度買い替えるであろうテレビやオーディオの大きさ・重さを考慮したうえでテレビボードを選ぶようにしましょう。
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