パイル生地のバスマットを使用している人は、「繊維にゴミが絡まる」「濡れるとなかなか乾かない」などの不満を抱ええているのではないでしょうか?
「優れた吸水・速乾性でサラサラ」というキャッチコピーのバスマットを使用しても、結局すぐにビショビショになったりしますよね。
そこでおすすめなのが、珪藻土のバスマットです。
珪藻土とは?
「珪藻土」は藻類の一種で、珪藻の殻の化石からできる堆積物です。
表面が濡れると素早く水分を吸収し、細胞内に蓄えます。蓄えた水分は、空気中が乾燥したときに放出する性質を持っています。
この調湿機能が注目され、住宅内の壁紙にも使われることで有名になった素材です。
珪藻土のバスマットは衛生的だった
珪藻土のバスマットを実際に使って感じたメリットは以下の6つ。
- カビやダニが発生しないので衛生的
- 抜け毛やゴミが絡みつかない
- デザインがスッキリしている
- すぐに乾いてサラサラ
- 洗濯が不要
- 収納に便利
個人的にもっともメリットを感じた点は、掃除のしやすさです。
パイル生地のバスマットだと、繊維に抜け毛やゴミが絡みつきやすく、掃除機をかけてもかなかな取り除けません。
特に、バスマットの裏側に滑り止め機能がついていたりすると、「ゴミがしっかり絡みついて、掃除機では吸えない」なんて事態になりますよね?
その点、珪藻土のバスマットは両面がサラサラなので、ゴミが絡みつかないメリットがあります。
掃除機が掛けやすく、洗濯が不要なので手入れが楽です。
珪藻土のバスマットは割れるリスクがある
珪藻土のバスマットも、メリットばかりではありません。購入前に知っておきたいデメリットは以下の4つ。
- 「ふんわり感」がない
- 割れるリスクがある
- 乾燥させる必要がある
- 値段が高い
パイル生地のバスマットは、触り心地が良いメリットがあります。
対して、珪藻土のバスマットはサラッとしていますが、パイル独特と比べると、踏んだときのふんわり感や温もりがありません。
さらに、衝撃を加えた時に割れてしまうデメリットもあります。
パイル生地のバスマットに比べて値段も高めなので、リスクが高いと言えるでしょう。
珪藻土のバスマットは少し高い
購入するときに気になるのはお値段ですよね。珪藻土のバスマットは、パイル生地のものに比べて少しお高めです。
相場は5,000円前後
珪藻土のバスマットの値段は、3,000~6,000円前後が相場。
バスマットのサイズや使われている珪藻土の質、製造国によって値段は変動します。
安いものだと1,000円台、高いものだと8,000円以上します。
安くても大丈夫?
珪藻土のバスマットはピンキリです。当然ですが、値段が安いと質も悪くなります。
だからと言って、安い珪藻土のバスマットを否定してはいけません。
「割れるリスク」がある以上、高価な商品を買う必要はありません。
実際に、相場より安い3,000円程度の珪藻土のバスマットを使用していますが、不満はありません。
安くても、しっかり水分を吸収してくれますし、すぐに乾いています。
珪藻土を手入れするとゴミが出る
珪藻土のバスマットをある程度使用していると、表面の穴が目詰まりを起こして吸水力がなくなります。
「水を吸わなくなった」「乾きにくくなった」と感じたら、サンドペーパーで表面を軽く磨いてあげましょう。
ほとんどの場合、珪藻土のバスマットを購入するときにサンドペーパーが付属されています。
サンドペーパーで磨くと砂のような細かいゴミがでます。
まとめ
洗濯が不要でお手入れが楽な珪藻土のバスマットは、買って正解でした。
衛生的ですし、本当にいつまでもサラッと感が持続しています。
高価な商品もありますが、割れるリスクを考えると、はじめは3,000円以下の珪藻土のバスマットがおすすめ。
付属で「珪藻土のバスマットスタンド」が販売されていますが、個人的に必要性はないと感じております。
私は面倒で3日くらい干さないで放置することがありますが、それでもしっかり吸水して、すぐに乾いています。