イスを引いて腰を掛けるには、最低でも60cmのスペースが必要です。腰を掛けている人の後ろを通るには、テーブルから壁まで1mの離す必要があります。
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椅子の立ち座りに必要なスペース
椅子の立ち座りに必要なスペースは60cmです。
テーブルから壁まで最低60cmのスペースを確保しないと、ダイニングテーブルやデスクのイスから立ち座りするときにスムーズに動作ができません。60cmよりも狭いとイスを十分に引けないため、立ち座りのたびにストレスになります。
アームチェア(肘置きのあるイス)だと、70~75cmくらいのスペースが必要になります。60cmだとアーム部分が邪魔で座れないためです。
イスの後ろは、最低でも60m、余裕があれば75cmくらい確保すると良いでしょう。
座ってる人の後ろを通るときのスペース
椅子に腰を掛けている人の後ろを通るとき、椅子から壁までは最低60cmのスペースが必要となります。
60cmより狭いと、イスに座っている人の後ろを通って食事を運ぶ際に、食器類が座っている人の頭上にぶつかることがあります。これを避けるためには、頭にぶつからないようにお互い(座っている人も、通過する人も)気を配りながら通過する必要があります。
あるいは、座っている人に「ちょっと後ろを通るから、椅子を引いて」と声を掛けなければなりませんね。
これでは通るたびにストレスです。座っている人の後ろを通路にするなら、最低でも60cm、余裕があれば90cmのスペースを確保しましょう。
座っている状態だと40~50cm前後のスペースをとるので、これに人が通るために必要なスペースである60cmを足すと、テーブルから壁までは最低でも1mくらいはあける必要があります。
まとめ
- 椅子の立ち座りに必要なスペースは60cm
- アームチェアは70cmと広めのスペースが必要
- 椅子の後ろを通路にするなら、テーブルから壁までは1m以上は離す
テーブルを配置したら、まわりに動作スペースを確保しなければなりません。
イスから立ったり座ったりするために必要なスペースは、テーブルから壁または家具の間に最低60cm以上は必要です。イスに座っている人の後ろを通路にしているのなら、テーブルから1m以上のスペースが必要です。
これより間隔を詰めてしまうと動作がしにくくなり、不自由な空間になってしまいます。スペースに十分な余裕をもって家具を配置しましょう。
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