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室内犬を飼育している家庭のソファの選びのポイント

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2019-10-01

室内犬を飼育している家庭のソファの選びのポイント

Photo by Robert Larsson on Unsplash

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーター

インテリアの専門学校「町田ひろ子アカデミー」を卒業後、家具屋「ACTUS」に勤務。現在はインテリアコーディネーターとして活動中。

犬を飼育している家庭がソファを選ぶときのポイントを解説します。

私自身、室内犬を1匹飼っており、ソファを買う機会がありました。そして、購入前に「どんな基準で選ぶべきか?」を考察したのでこの記事にまとめました。

小型犬などを家の中で飼っていて、これからソファを買おうと思っている方のご参考になれば幸いです。

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そもそも、ソファは必要か?

ソファに座る小型犬

ソファの正しい選び方でも解説しましたが、ソファは部屋の広さやライフスタイルによっては買わなくても良い家具です。

部屋がそれほど広くないのに、「犬と一緒にソファでくつろぎたいから」と小さめのソファを買ってしまうと、部屋の中もソファの上も窮屈に。そうなると、全然くつろげません。

だったらソファは諦めて、部屋を広く使って犬と十分に遊べるスペースを確保した方が良いでしょう。

また、小型犬がソファの上からの飛び降りを繰り返すと、足腰へ負担が掛かります。骨格が未熟なパピーなら骨折の危険性もあります。こういったデメリットがあることも十分に考慮したうえで、本当にソファが必要か?もう一度検討してみてください。

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ソファの座面高の選び方

ソファに座る飼い主のひざの上でくつろぐ犬

人が座りやすいのは40cm

座面の高さ(床から座面の上部までの長さ)は座り心地に影響します。ソファの座面高は、40cm前後であれば太ももの裏を圧迫することなく、長時間座っていても楽。立ち座りもしやすい高さです。

犬にとって40cmは高い

ただし、ソファの座面高40cm前後は、小型犬にとってかなりの高さがあるため注意が必要です。アーム部分なら50cm以上にもなります。

この高さから急に飛び降りて着地に失敗すると骨折をしたり、上り下りを日常的に繰り返していると足腰に負担が掛かり、老犬になったときに障害が出る可能性があります。

足腰への負担を考慮するなら、脚の付いていない(床に直に置く)タイプのソファにするか、脚付きを選ぶならソファから飛び降りないようしつけるようにしましょう。

ソファの張り地の選び方

ソファの張り地(座部分や背部分に張られる生地)の種類は、大きく

  1. 布地(ぬのじ)
  2. 天然皮革(てんねんひかく)
  3. 合成皮革(ごうせいひかく)

の3種類に分けられます。

犬を飼っていることに焦点を合わせ、それぞれの張り地のメリット・デメリットを紹介します。

布地(ぬのじ)

布地のソファに座る犬

布地のメリット

  • 天然皮革に比べて、引っかき傷による見た目の損傷が軽微
  • カバーリングタイプを選べば清潔に使える

布地のソファのメリットは、太い糸で密に織られた丈夫なものを選べば、天然皮革に比べて、引っかきによる見た目の損傷が比較的軽いこと。

自宅でも洗濯ができるカバーリングタイプを選べば、清潔に保てるメリットもあります。

布地のデメリット

  • 犬の毛が絡まりやすい
  • 犬の臭いや汚れがつきやすい

布地は経糸(たていと)と緯糸(きぬいと)が直角方向に交差して作られる生地なので、犬の毛が繊維に絡みやすく、取りにくいデメリットがあります。

犬の臭いや汚れが染みつきやすいデメリットもあります。たとえば、ソファの上でオシッコをしてしまうと、汚れが中まで浸透してしまいます。

天然皮革(てんねんひかく)

天然皮革のソファでくつろぐ2匹の犬

天然皮革のメリット

  • 通気性や吸湿性に優れている
  • 天然素材だから安心
  • 犬の毛が絡まない

天然皮革とは動物の皮を使用した張り地のこと。天然素材だから安心して使えます。通気性や吸湿性に優れているので、犬がソファの上で寝ていても熱がこもったり、蒸れることはありません。

布地と違って犬の毛が張り地に絡むこともありません。

天然皮革のデメリット

  • 動物の臭いに反応して引っかいたり噛んだりすることがある
  • 爪で表面が剥げて見た目が悪くなりやすい
  • 高価

犬によっては皮の臭いに反応して、噛んだり引っかいたりする行為が、他の張り地より多い可能性があります。

引っかきや噛みつきによる損傷も目立ちやすく、表面が剥げてしまうこともあります。天然皮革は他の張り地に比べて高価で、本来であれば経年変化を楽しめる張り地ですが、犬を飼っている家庭ではそうとも言えないでしょう。

合成皮革(ごうせいひかく)

合成皮革のソファに座る犬

合成皮革のメリット

  • 水や汚れに強い
  • 安い
  • 犬の毛が絡まない

合成皮革とは、天然皮革に似せて作られた人工の皮のこと。

メリットは、安価なのに水や汚れに強いこと。ソファの上でオシッコをしてしまっても、すぐに拭けば汚れが中まで浸透することはありません。汚れが気になる家庭にはおすすめです。万が一汚れてしまっても、安いので飼い主の精神的ダメージは軽いかと思います。

合成皮革のデメリット

  • 見た目や手触りが悪い
  • 通気性や吸湿性が悪い

見た目の問題ですが、天然皮革と比べると安っぽく、手触りもよくありません。通気性や吸湿性も悪く、犬がソファで寝ていると熱がこもる可能性もあります。

ソファの色の選び方

ソファの上でフセをする犬

犬を飼っている家庭がソファの色を選ぶときは、選ぶ張り地によって考え方を変えます。

布地を選ぶ場合

布地のソファは犬の毛が絡まりやすいため、毛色と反対色の張り地を選んでしまうとかなり目立ってしまいます。たとえば、黒い毛色の犬を飼っているのに、白いソファを買ってしまうと抜け毛が目立ちます。

そのため、布地を選ぶ場合は、犬の毛色に近いソファを選ぶようにしましょう。抜け毛が目立ちにくくなります。

ただ、黒に近いソファは圧迫感があり部屋を狭く見せてしまいます。ホコリなどのゴミが目立ちやすいデメリットもあるため、こういった場合はグレーのソファを買うと良いでしょう。

皮を選ぶ場合

天然皮革合成皮革のソファは犬の毛が絡みにくいので、抜け毛があってもサッと拭き取ればきれいになります。ですので、毛色に合わせる必要はありません。

それよりも、犬がソファの上で粗相をしたときを考えて、黒や黒に近い色を選ぶと良いでしょう。白だとおしっこのシミの色が目立ちます。

ただし、黒や茶色は犬の爪による表面の剥げがどうしても目立ってしまいます。

まとめ

正直、ソファはなくても良い家具です。特に犬を室内で飼っているのなら、ソファを買ってしまうと掃除が大変ですし、犬にケガをさせてしまう危険もあります。こういったデメリットがあることも十分に理解したうえで購入を検討しましょう。

張り地はいろいろありますが、おすすめは布地です。天然皮革は犬の爪でボロボロにされてショックだった経験があるのでおすすめはしません。

布地のソファは汚れが心配ですが、大きな布でソファ自体を覆ってしまえば汚れは防止できます。カバーリングタイプを選べば、万が一カバーまで汚れてしまっても買い替えればいいので安心して使えますよ。

ちなみに私は、白い布地のソファを買いました。犬が黒と白の毛色なのでソファに犬の抜け毛が目立ちますが、こまめにブラッシングして掃除もしているのでそれほど気になりません。

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