ベビー用品売り場で見かけるほとんどのベビー布団が、化学繊維で作られています。
「すぐ汚れるから」「すぐ使えなくなるから」…という理由から、安くて気軽に使える化学繊維のベビー布団を買う方も多いでしょう。
でも、赤ちゃんのことをホントに考えるなら、肌に優しいオーガニックコットンがおすすめ。アレルギー体質の赤ちゃんにも、安心して使えるんです。
では、どんなベビー布団があるのか?この記事でおすすめをご紹介します。
オーガニックコットンのベビー布団の比較表
まずは、人気のオーガニックコットン使用のベビー布団を、比較表で見てみましょう。
※この記事で言う「オーガニックコットンのベビー布団」は、カバーにオーガニックコットンを使用している布団を指します。
中綿など、すべてオーガニックコットンを使用しているベビー布団は、私の知る限り存在しません。
こんなベビー布団は要注意!
ベビー布団を選ぶうえで、何よりも注意したいのが次の3つ。
- 掛け布団が重い
- カバーが化学繊維
- 丸洗いできない
デザインや価格も気になるところですが、安全面と衛生面はとても重要です。
掛け布団が重い
一般的に、ベビー布団は大人用の布団よりもかなり軽く作られています。掛け布団が重いと、赤ちゃんを押さえつけてしまい、寝返りだけではなく、呼吸も妨げてしまうからです。
せっかく購入したのに、「ベビー布団が赤ちゃんを苦しめていた」となると、恐ろしいですよね。
ベビー布団は、なるべく軽いものを選びましょう。
カバーが化学繊維
ベビー布団によっては、カバーに化学繊維が使われていることもあります。
化学繊維は「安い」と言ったメリットがありますが、その反面、赤ちゃんの肌に大きな負担を掛ける危険が。
実際、ポリエステルのカバーで「肌がかぶれた」なんて声を耳にします。
通気性も悪いため、できるだけオーガニックコットンが使われているベビー布団を選びましょう。
丸洗いできない
赤ちゃんは、寝ている間に大量の汗をかきます。オムツから横漏れしたり、ミルクを吐き出してしまう、なんてこともありますよね。
「防水シーツ」を使えば汚れは防げますが、完全ではありません。ちょっとしたきっかけで、ベビー布団はすぐに汚れます。
だからこそ、毎日の洗濯が欠かせません。丸洗いができないベビー布団は不衛生。避けましょう。
おすすめのベビー布団の特徴
ここからは、3つ厳選したベビー布団の特徴を、もう少し詳しく解説します。
シンプルデザインなら「ソレイユ」
購入先 | neruco |
参考価格 | 24,480円(7点セット) |
カバー | オーガニックコットン100% |
生産地 | 日本 |
丸洗い | ○ |
「ベビー布団って、可愛い過ぎるデザインが多い…」と不満を持っている方におすすめのベビー布団。ホテルライクなデザインは、男の子でも女の子でも使用できますね。
掛け布団や枕はもちろん、敷き布団まで洗濯機で洗える点も優秀。中綿には、乾きやすくて保温性バツグンの特殊素材を使用。
7点セットのほかに、8・12点セットなどもあります。「コレは必要だけど、コレは要らない」ってときに選択できるのが便利。
価格重視なら「KATOJI」
購入先 | KATOJI |
参考価格 | 18,144円 |
カバー | オーガニックコットン100% |
生産地 | 日本 |
丸洗い | △(敷き布団不可) |
ベビーベッド販売台数700,000台以上の、ベビー用品専門メーカー「KATOJI」によるお布団。
中綿には、空気をためる特殊な繊維を使用しており、軽くて保温性に優れています。ナチュラルテイストのデザインが好きな方におすすめ。
ただし、敷き布団は丸洗いできません。防水シーツを購入した方が良いです(別売り)。
可愛いデザインなら「ナオミイトウ」
購入先 | こどもと暮らし |
参考価格 | 35,424円 |
カバー | オーガニックコットン100% |
生産地 | 生地は日本、縫製は日本・中国 |
丸洗い | ○ |
テキスタイルデザイナー「ナオミイトウ」が手掛けたベビー布団。王冠の枕に赤ちゃんの頭を載せて、写真を撮りたいですね。
他にもデザインのバリエーションがあります。通販サイト「こどもと暮らし 」で、枕やスリーパーなどが単体で販売されていますよ。
見た目だけではなく、機能面や安全性もバッチリ。カバーは100%オーガニックコットン使用で安心。掛け布団は、夏はサラサラで冬は暖かい、6重ガーゼケットを使用しています。
価格はちょっと高めですが、敷き布団まで丸洗いができるので衛生的。
まとめ
ご紹介した3つのベビー布団は、それぞれデザインや特徴が異なります。オーガニックコットンは決して安くはないので、よく検討してから選んでくださいね。
個人的におすすめは、ソレイユ です。おしゃれなデザインなので、ギフトにも喜ばれますよ。