観葉植物を室内で育てる人の宿命といえば、虫との戦い。どこからともなく湧いてきた虫は、気持ち悪いだけではなく、室内をブンブンと飛び回るのでストレスを感じますよね。
ネットでもさまざまな駆除方法が紹介されていますが、どんなに手を尽くしても、またすぐに虫は湧いてきます。こんなことが続くと、観葉植物が嫌いになってしまうはず。
そんな悩みを抱えている人に、室内の観葉植物に虫がつかいない育て方をご紹介します。一時的な駆除方法ではなく根本的に解決するので、虫とオサラバできます。
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「ハイドロボール」を使えば虫がつかない
観葉植物を育てるのって、虫以外にもさまざまな苦労がありますよね?
たとえば水やり。毎日与えるのが面倒だったり、そもそも「水やりのタイミングが分からない」という人も多いでしょう。あるいは観葉植物の底穴から水が出て、周辺が汚れるなどの心配もあります。
そんな悩みを解決してくれるのが、「ハイドロボール」を使う育て方。室内でもっともカンタンに観葉植物を育てられる方法なんです。
ハイドロボールとは?
ハイドロボールとは、丸い粒子状に焼いた土のことを指します。
観葉植物に使われる一般的な土壌には、購入の前から虫が潜んでいたり、室内で飼育しているときにいつの間にか虫が住み着いていたりします。
ところが、ハイドロボールは完全に殺菌されおり、購入前から虫がいたり、飼育途中に住み着く心配もありません。
今の土をそっくりハイドロボールに代えることで、虫が湧く原因を根本的に解決します。
ハイドロボールのメリット
ハイドロボールで育てるメリットは、虫がつかないことだけではありません。
以下のようなメリットがあります。
- 鉢皿が不要
- 水の管理が楽
- 育ちすぎない
室内で育てるときは、鉢皿から水が漏れる心配がありますが、ハイドロボールは鉢皿が不要。水で汚れる心配がありません。
排水穴のある鉢容器を購入する必要もないので、容器の選択肢が広がります。
水やりもカンタンで、水位計を使えば観葉植物の適切な水分状態を管理できます。
また、適切な肥料管理と水管理ができるため、育ちすぎないメリットもあります。
まとめ
室内で観葉植物を育てている人は、虫がつかないハイドロボールを使用してはいかがでしょう?
土を使わないハイドロカルチャーは、衛生的で汚れる心配がありません。水やりの回数も少ないので、手入れも簡単。虫も寄り付かないので安心して育てられます。
これまでいくつもの駆除方法を試し方は、この機会に根本的な解決策を実践して、虫との戦いに終止符を打ちましょう。
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