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リビングにソファを配置するポイントと3つのパターン

リビングのソファの配置方法

リビングで主役になる家具がソファ。色や素材のほか、配置のパターンによってリビングの印象を大きく左右します。

では、ソファにはどのような配置があるのでしょうか?この記事でリビングに配置するの「ポイント」と「パターン」をご紹介します。

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ソファのレイアウトのポイント

ソファの配置のポイントになるのが、

  • 動線と視線を遮らない
  • 必要寸法を確保する

の2つ。この2つを無視してソファを配置すると、途端にリビングの居心地が悪くなります。

動線と視線を遮らない

通り道を意識したレイアウトの実例

動線計画を意識したソファの配置

インテリアのレイアウトで基本となるのが「動線計画」。配置した家具が通り道をふさいでしまうと、ストレスに感じます。

動線は「できるだけ短く」が基本。家事動線などを確認して、ソファが邪魔にならないように配置しましょう。

また、大きな窓の前にソファを配置してしまうと、視線が遮られて圧迫感を覚えます。窓の外やリビングと隣接している部屋への視線を遮らないようにソファを配置しましょう。

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必要寸法を確保する

ソファの配置に必要なスペース

ソファの配置に必要なスペース

ソファの配置で気をつけたいのが、周りの家具との間隔。近すぎると居心地が悪くなり、遠すぎても使い勝手が良くありません。

テレビボードの手前は、人が通ることを考えて60cm以上は空けること。リビングテーブルを配置する場合は、ソファの手前の30~50cmにレイアウトします。

リビングが狭くてテーブルが配置ができないのなら、ソファの横にサイドテーブルを配置するという手も考えられます。

10cmだけ手前に配置する

ソファを美しく見せるテクニック

ソファは壁から10cmほど手前に配置する

ソファをリビングの壁面に配置するときのポイントは、壁から10cmほど手前に配置すること。壁にピッタリと寄せてしまうと、ソファと背景が同化してしまいます。

少し手前に配置することでリビングが狭く感じると思われますが、ソファの存在感が際立ち、空間にメリハリが生まれます。

ソファのフォルムがくっきりと映えて美しく見えるのです。ちょっと手前にソファを配置するだけなので、ぜひ試してください。

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ソファの3つの配置パターン

ソファのレイアウトは、大きく分けて3つの配置パターンがあります。

  1. L字型
  2. 対面型
  3. U字型

配置の仕方によって、リビングの雰囲気を変え、コミュニケーションの仕方に大きく影響します。それぞれの配置で、どのような影響が出てくるのか?見ていきましょう。

L字型に配置する

リビングにL字にソファを配置する

L字にソファを配置した例

リビングのコーナーに沿ってソファを配置します。L字型の配置は、座った人と目線が対立しないので緊張感が生まれません。

コーナー部分はデッドスペースになりがちなので、サイドテーブルを置いて有効活用します。

複数のソファを配置する余裕がないのなら、カウチソファやオットマンをリビングのコーナーにレイアウトするというアイデアも良いでしょう。

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対面型に配置する

リビングに対面型にソファを配置する

対面型にソファを配置した例

オフィスの応接間に良くみられるソファの配置です。面と向かって話すので、堅苦しい雰囲気が生まれます。

来客や接待が多い家庭には適していますが、団らんを意識するならおすすめできません。

対面型に配置したソファは、モダンなデザインを選ぶとよりフォーマルに見えます。逆に、カジュアルなデザインのソファを配置すれば、やわらかい雰囲気を演出できます。

U字型に配置する

リビングにU字型にソファを配置する

U字型にソファを配置した例

U字型に3つのソファをリビングに配置します。「コの字型」とも呼ばれるソファ配置です。

対面でも座れるため、応接にも使える万能なレイアウト。大人数にも対応できますが、リビングに十分なスペースの確保が必要です。

ソファを間仕切りとして置くときの注意点

間仕切りのようにソファを配置する

間仕切りとして配置したソファの例

ダイニングとリビングを視覚的に区切りたいのなら、ソファで空間を仕切るように配置します。空間を仕切ることで、リビングが独立した雰囲気を演出できます。

ただし、

  • コミュニケーションが取りにくい
  • ソファの背面が目立つ

などに注意が必要です。

コミュニケーションが取りにくい

リビングダイニングに配置したソファ

ソファで空間を仕切ると、隣接した空間とのコミュニケーションがとりにくくなります。視界も遮ってしまうので、リビングに圧迫感を与えます。

狭いリビングでこの配置を実践する場合、家具全体の色を壁や天井に近づければ圧迫感を軽減できます。

また、ソファの代わりにパーソナルチェアで空間を仕切れば、視線が抜けて軽やかな雰囲気に変わります。

ソファの背面が目立つ

ソファの背面が目立つ配置

空間を仕切るようにソファを配置すると、ソファの背が丸見えになります。ソファの背のデザインもよく確認してから検討しましょう。

腰高の収納棚などを配置すると、ソファの背が隠せ、機能的な空間になります。

まとめ

ソファの配置のポイントをまとめます。

  • 動線と視線は遮らない
  • テレビは60cm、テーブルは30cmの間隔を確保する
  • 壁際に配置するなら10cm手前に

この3つを基本に、リビングにソファをレイアウトしましょう。

複数のソファを配置する方法は、「L字」「対面」「U字」の3つがあります。

配置の仕方でコミュニケーションに大きく影響するので、リビングでの過ごしたかをイメージすることが大切です。

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