枕をしばらく使っていると、「そろそろ寿命なのかな?」と思う人も多いでしょう。
でも、枕の買い替え時って分かりにくいですよね?「見た目も問題なさそうだし、まだ使えるかな」と思う人も多いはず。
そこでこの記事では、枕の寿命と買い替え時期を素材別にご紹介します。
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枕の寿命の早見表
枕の素材別の寿命
枕の素材 | 寿命 | 買い替え目安 |
ポリエステル | 1年 | ヘタってきた |
そば殻 | 1~3年 | そばの粉が出てきた |
ビーズ | 1~3年 | カバーが破けてビーズが出てきた |
羽毛(フェザー) | 2~3年 | 羽根が出てきた |
低反発ウレタン | 2~3年 | 復元力がなくなった |
コットン(わた) | 2~3年 | ヘタってきた・コットンが出てきた |
パイプ | 2~4年 | パイプがつぶれた |
枕に使われる素材はさまざまですが、どんな枕でも平均すると1~2年程度が寿命。
枕の寿命は、使用環境によって変化します。あまり使用していないのであれば寿命は延びます。枕の洗濯の頻度が多ければ、傷みやすく寿命が縮みます。
素材が分からない場合は?
ご自身の使用している枕の素材が、いったい何なのか?分からない場合は、表示タグを確認しましょう。
「中綿:ポリエルテル100%」や「素材 中材:そば殻 側:ポリエステル80%・綿20%」と記載があります。「側」は関係ないので「中材」に注目してください。
枕でよく使用される中材は、「ポリエステル」「フェザー」「低反発ウレタン」の3つ。
表示タグが見当たらない場合は、同梱されている取扱説明書を探すか、ネットで商品名を検索すると良いです。
寿命が過ぎた枕を買い替える必要性
枕の寿命が過ぎているけど、「まだ使えそうだから」と買い替えを後回しにしようとしていませんか?
見た目には問題はなくても、枕は寿命が過ぎたら早めに買い替えるべき理由があります。
寝心地が悪くなる
寿命が過ぎた枕は、新品に比べてボリュームが減り、高さが変わっています。購入当時は適切な高さを保てていても、枕の寿命が過ぎるとヘタっているのです。
ヘタっていても十分に使えますが、高さの低い枕を使っていると、頭が心臓より低い位置にきて、血が脳にたまって睡眠の質を落とします。
枕は毎日使うものなので高さの変化に気付きにくいですが、寿命が過ぎたら交換しましょう。
汚れが蓄積している
人は寝ている間に、コップ1杯分以上の汗をかきます。この汗による汚れや皮脂汚れは、知らない間に枕に染み込んでいます。
さらに、ホコリやダニなどの目に見えない汚れも蓄積しているでしょう。
枕の汚れは洗濯でキレイにできますが、繊維の奥深くに入り込んだ汚れは、丸洗いしても落としにくいものです。
「見た目はキレイだし、まだ交換しなくて良いか」ではなくて、「2年も使ったから、もう交換しなきゃ」と寿命を意識するのが、正しい枕との付き合い方です。
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まとめ
枕は「一生モノ」ではなく「消耗品」。寿命は意外と短く、定期的に買い替える必要があります。
素材や使用環境によって個体差はあるものの、枕の寿命は1~2年くらいです。
2年以上も同じ枕を使っていれば、そろそろ寿命。ボリュームが落ちて、睡眠の質を下げている可能性が高いので、新しい枕を探してみましょう。
新しい枕に買い替える時は、横になったときに頭が適切な高さをキープできる枕を選んでくださいね。
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