読書が好きな人にとっての悩みの種が、増えすぎた本の収納ではないでしょうか?
自分なりに工夫して本を収納しても、「なんかゴチャゴチャして見える」と悩んでしまう人も多いはず。
そんな収納が難しい本でも、ちょっとしたテクニックを使えばスッキリとおしゃれに見せられます。
「コレだけは守ってほしい」という本の収納をおしゃれに見せるポイントを5つご紹介するので、実践してみてください。
後半では、おしゃれに収納できるおすすめの本棚をご紹介しますので、本棚を選ぶのに迷った時のご参考にしてください。
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ポイント1:本に統一感を持たせる
色と大きさをそろえる
本棚がゴチャゴチャして見える原因は、収納した本に統一感がないからです。
「大きさ」「色」「素材」のすべてがバラバラの本を一カ所に収納すると、まとまりがなくて部屋全体まで片付いてないように見えます。
スッキリと片づけて見せるには、本の高さや色をそろえて収納しましょう。
暗い色は下がベスト
本を色でまとめて収納するときは、黒や茶色などの重い色を下に並べるのがポイント。重厚感が下にあると落ち着きます。
逆に、棚の上の方には、白や水色などの淡くて軽いイメージの色の本を収納しましょう。
ブックカバーでまとめる
「色や大きさを統一させてもおしゃれに見えない」「もっと統一感を持たせたい」そう思ったときは、ブックカバーを使いましょう。
収納している本をすべて同じブックカバーに包むと、全体で見た時にまとまり感が生まれます。
ちょっと面倒ですが、英字新聞などの包装紙を使うとおしゃれに見えます。
ポイント2:本棚の余白で余裕を見せる
不要な本は処分する
本棚にギュウギュウに本を収納すると、窮屈に感じて圧迫感を生みます。
不要な本は思い切って処分しましょう。
本の量が減ることで、棚のところどころに余白が生まれて、余裕のある見た目に生まれ変わります。
不用品の処分は情報の整理
あなたが本を処分することに抵抗があるなら、その考え方は正す必要があります。
片づけられない人の特徴は、「いつか使うだろう」「何かあった時のために」とモノを集めたがるのです。
1年以上も読んでない本は、空間を圧迫するだけです。すぐに処分しましょう。
たまにしか読まない本であれば、図書館を利用する手段もあります。
本当に必要な本だけを本棚に収納することによって、「どれが必要な情報(本)で、不要な情報(本)はどれか」の整理ができます。
収納はジグザグに
スキマができたら、「ジグザグ」を意識して本を収納しましょう。
片方に本が寄っているとバランスが悪いので、交互に寄せるのがおしゃれに見せるポイント。
余白は全体の3割くらいのバランスが美しく見えます。スカスカでも物足りなさを感じるので、適切な量を調整しながら本を収納しましょう。
ポイント3:余白は雑貨を収納する
メリハリが大事
本棚には本を収納するのが基本ですが、雑貨もディスプレイしてみましょう。
デザイン性の高いブックエンドや、重みのある置物を本のストッパーとして使うと、空間の変化が楽しめます。
人の目を引くような雑貨やブックエンドがあれば、本の収納にメリハリが生まれ、本棚がおしゃれに見えます。
植物で安らぎを演出
雑貨以外にも、本棚に収納できるサイズの観葉植物をディスプレイするのもおしゃれ。
自然を身近に感じさせてくれる植物は、インテリアでも注目を集めるアイテム。
部屋全体が無機質な印象にならないように、本棚に観葉植物を収納しましょう。緑があるとホッと落ち着きます。
ポイント4:本を横にして重ねる
本を立てるのは単調
本棚に本を収納するとき、本を立てて横に並べる普通ですよね?特に疑問を持たずに、だれもがそうやって収納すると思います。
しかし、本を立てて収納すると、縦のラインばかりが強調されて単調な雰囲気に見えます。
おしゃれに見せるには、もう一工夫したいところ。
読まない本だけ重ねる
外国のインテリア雑誌などを見ると、本を立てて並べないで、横に重ねることが多くみられます。本を重ねることで空間に変化が生まれるのです。
ただし、横に重ねて収納すると取り出しにくいので、あまり読まない本だけにしましょう。あくまでディスプレイとして本を使うのです。
ポイント5:おしゃれな本の表紙は見せる
本棚は本を収納する家具ですが、同時に「見せるための家具」でもあります。
あなたの部屋を訪れた人は、必ず本棚に目を向け、「どんな本を読んでいるのか」と詮索します。
そんなときに、おしゃれな表紙の本が目に付くと、知的で洗練された印象を相手に与えられます。
おしゃれなカバーの見せ方は、ブックスタンドに立て掛けて正面を見せるだけ。
収納のスペースに余裕がない場合は、見せたい本を前に出し、後ろに本を収納しましょう。
おしゃれに収納できるおすすめの本棚
おしゃれな本の収納方法が分かったら、あなたにピッタリな本棚を探しましょう。
本を収納する棚はさまざまなタイプがあります。見た目の好みや本の量を見極めて選ぶと良いです。
シンプルな「オープンラック」
最もシンプルで、たくさんの本を収納するのに適したスタンダードな本棚。何がどこにあるのか一目で分かるので、視認性と利便性に長けています。
雑貨も豊富に飾れるので、ディスプレイを楽しみたい人にもおすすめ。
使う用途を選ばないので、本棚としての役目を終えても、他の収納としても役に立ちます。
多目的な「収納ボックス」
「箱」単位で販売されている収納ボックスは、必要に応じて買い足せるのが便利。移動も楽なので、引っ越しや模様替えの時にも助かります。
扉で隠せるタイプのボックスや、棚が付いているボックスも組み合わせられるので、ライフスタイルに合わせてカスタムができます。
本棚に限定されず、組み合わせによってはテレビ台や間仕切りとしても使えるので、用途の広い収納です。
私が一人暮らしの時は、収納ボックスを6個買い、空間のパーテーションとして利用していました。使い勝手が良いおすすめのアイテムです。
スッキリ収納できる「ディスプレイラック」
スッキリとした見た目が好きな人は、ディスプレイラックがおすすめ。表紙がステキな本だけ飾り、見せたくないモノは本棚の内部に隠せます。
本の他にも、CDやカバンなどのゴチャゴチャ見える小物も隠せます。本の収納やディスプレイが苦手な人にも向いています。
さいごに
本の収納をおしゃれに見せるポイントをまとめました。
- 本の高さや色をそろえて統一感を出す
- 本棚に余白をつくってジグザグに収納する
- 余白にはアクセントになる雑貨を飾る
- 本は縦だけではなく横に積み重ねる
- お気に入りのカバーは正面を向かせる
このテクニックを基本に、用途に合わせて本を収納する棚を購入しましょう。
本棚を選ぶのに迷ったら、オープンラックがおすすめです。収納力があり、棚板の位置を変えれば収納するモノが限定されません。
シンプルなつくりなので、どんなテイストのインテリアにも合わせやすい万能な収納です。
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