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ナチュラルスタイルの部屋作りの3つのポイント

ナチュラルテイストの部屋作りのポイント

「飾りすぎない、落ち着ける部屋が好き」
「すっきりとした空間が好き」

そんな人に人気があるインテリアスタイルが、ナチュラルテイスト。

木や土などの自然の温もりが感じられるナチュラルスタイルは、年齢や性別を問わず、日本人に根強い人気を誇ります。

しかし、ナチュラルな雰囲気のインテリアと言っても、意外と自分でコーディネートするのは難しいもの。

個性が強くない分、「どんなことに気を付ければ良いのか?」「どんな家具をそろえればナチュラルっぽく見えるのか?」が悩みどころ。

そこでこの記事では、ナチュラルスタイルの部屋作りのポイントを解説します。

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「ナチュラルスタイル」ってどんな部屋?

あなたは「ナチュラルなインテリア」と聞いて、どんな部屋をイメージしますか?

多くの人は、「温もりのある」「シンプルな感じ」と答えるでしょう。

たしかに、これは間違いではありません。「冷たい」「重厚」「派手」と言ったイメージがなければ正解です。

しかし、ナチュラルスタイルを完成させるためには、より具体的なイメージが必要です。

ナチュラルスタイルのキーワード

ナチュラルな部屋作りのポイントとなるのが、

  1. アースカラー
  2. すっきり感
  3. 天然素材

の3つのキーワード。

このキーワードを意識しながらコーディネートを進めれば、目指しているナチュラルスタイルの部屋にグッと近づきます。

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部屋作りのポイント1:アースカラー

ナチュラルな部屋の色の選び方

ナチュラルスタイルの部屋では、奇抜な色や派手な色は避け、自然な風合いの「アースカラー」を取り入れるのがポイント。

アースカラーとは?

「アースカラー」とは、大地や木の色、空や海の水の色、新緑など、自然の織りなす美しい色のこと。

自然界に多く存在しており、身近にある色なので、長くいても疲れないことが特徴です。

具体的には、

  • アイボリー(生成り)
  • ベージュ
  • ブラウン
  • 淡いグレー

などがあります。挿し色には、植物を連想されるグリーンが適しています。

逆に、赤や紫など、ビビッドな色合いは避けること。質感も、テカテカやツルツルよりも、マットな雰囲気がベスト。

部屋作りのポイント2:すっきり感

ナチュラルな部屋のすっきり感

色の次に意識したいのが、「すっきり感」。

すっきり感とは、「片づいている状態」という意味ではありません。ここでは、家具の装飾やデザインを指します。

ナチュラルスタイルの場合、飾り気のないすっきりとした直線を中心に、少し丸みがあるデザインを取り入れると良いでしょう。

すっきり感にもいろいろある

「ナチュラルな部屋」「すっきりとした雰囲気」と言っても、人それぞれ捉え方が微妙に異なります。

イメージしている部屋が、「素朴で温もりのある感じ」なのであれば、曲線のあるデザインで、ややボリュームがある家具や雑貨を選びます。

温かみや素朴感を強調していくと、カントリースタイルに近づきます。

「ちょっとスタイリッシュなナチュラル系」にしたいのであれば、直線的で軽やかさを感じさせるデザインを中心に。

よりシンプルさを極めていくと、北欧スタイルに近づきます。

自分の目指している部屋が、「どんなナチュラルなのか?」をここでハッキリさせておきましょう。

部屋作りのポイント3:天然素材

ナチュラルな部屋のカーテン選び

ナチュラルスタイルの最大の特徴ともいえるのが、天然素材を生かした部屋作り。

家具なら「明るい木材」が中心、ファブリックなら「ザックリとした質感のある天然繊維」を選びましょう。

反対に、きらびやかなシルバーやガラス、スチールを加えると、ナチュラルから遠ざかるので注意。無機質なプラスチックも避けるべき。

もし取り入れるなら、部屋のごく一部におさえてください。

ナチュラルスタイルの家具選びのコツ

ナチュラルスタイルの部屋では、家具・雑貨・ファブリックは、実際にどう選ぶか?

「アースカラー」「すっきり感」「天然素材」の3つのポイントを意識して、もう少し掘り下げていきます。

木製家具の選び方

ナチュラルテイストの家具の選び方

家具には、さまざまな種類の木材が使われています。

ナチュラルスタイルの部屋作りの場合、

  • メープル
  • タモ
  • パイン
  • ナラ

などの、明るい色の木材がおすすめ。

木材の種類を覚えるのが面倒であれば、「ナチュラル色」で探すと便利です。塗装は、ツヤをおさえたものがベスト。

また、「無垢材」や「天然木」を選ぶと、よりナチュラルな雰囲気が演出できますよ。

雑貨の選び方

ナチュラルな部屋に合う雑貨

雑貨は、ナチュラル色のカゴや、木製の小物がおすすめ。特に、明るい色のバスケットや収納用のカゴは、置くだけで雰囲気がアップします。

全体的にパッとしないのであれば、ブラウン色の木製の小物を少量だけ入れると、空間が引き締まります。

ツヤ感のないブリキや、マットな質感の磁器などもおすすめ。

ファブリックの選び方

カーテンやラグ、ソファの張地をはじめとした「ファブリック類」も、天然素材を選びます。

天然素材の代表的な例としては、リネンやコットンが挙げられます。天然素材が見つからない場合は、自然な風合いの化学繊維がおすすめ。

色も派手な色彩ではなく、白や生成り、茶系をベースに選びましょう。

アクセントカラーが欲しいのなら、緑が無難なところ。他の色を取り入れるのなら、パステル系の淡い色をチョイスしてください。

ナチュラルスタイルのおすすめ家具屋

ナチュラルスタイルの部屋作りのイメージが固まってきたら、さっそく家具を見てみましょう。

ナチュラル系のインテリアショップをピックアップしておくので、家具選びのご参考にしてください。

ショップ名 特徴
無印良品 シンプルでナチュラルな家具がリーズナブル
SIEVE 洗練されたおしゃれなナチュラル家具が中心
モモナチュラル パイン材中心のインテリアショップ
カーフ オリジナルやユーズドを取り扱う目黒のショップ
cucan おすすめ 20~30代女性に人気のファブリック専門店

上記のショップのサイトには、ナチュラル系のコーディネートの実例写真も豊富に掲載されているので、あなたの部屋作りのイメージをよりハッキリさせるのに役に立ちますよ。

まとめ

ナチュラルスタイルの部屋作りのポイントは、「アースカラー」「すっきり感」「天然素材」です。

部屋全体の色は、白やベージュなどをベースにして、指し色にはグリーンなどをチョイス。

家具や雑貨のデザインは、装飾が少ないものがベスト。直線を中心に、少し丸みがあるデザインを選ぶとナチュラル感が増します。

素材は、化学繊維やプラスチックなどよりも、自然界に存在する木材や、自然な風合いの天然繊維を選ぶとしっくりきます。

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