赤ちゃんが生まれると、「日中はどこで過ごすべきか?」と迷いますよね。
夜は寝室のベビーベッドや敷き布団で寝かせる家庭が多いかと思います。では、日中も寝室で過ごすのが良いのか?ほかの部屋に移動させた方が良いのか?
この疑問を解決するために、保育士の妻と我が子(執筆時点で生後6カ月)の日中の過ごし方についてご紹介します。赤ちゃんのいる家庭のご参考になれば幸いです。
日中はリビングで過ごすのが良い
赤ちゃんは日中、リビングで過ごさせ、夜間は寝室で過ごさせるのが良いでしょう。
理由は、
- 赤ちゃんに昼と夜の区別をつけるため
- 寝室だと親の目が届かず危険なため
- 生活音に慣れさせるため
です。
我が子は日中に寝室にいるとグズりますが、リビングではご機嫌なときが多いように思えます。
昼と夜の区別がつく
日中、日光がたくさん入る環境で過ごさせることは、赤ちゃんの生活リズムを整える意味で重要です。
一般的に、リビングは採光をたくさん取り入れられるように作られているため、大きな窓が設置されています。一方、寝室はリビングに比べて窓が小さく、日光が入りません。
ですので、日中は日光のたくさん入るリビングで過ごさせると良いでしょう。
目が届きやすい
リビングなら、親がキッチンに立っていても赤ちゃんの様子がよく見え、何かあってもすぐに駆け付けられます。
生活音に慣れる
静かな寝室と違い、リビングだと家事をしているときに生活音が目立ちます。この生活音で赤ちゃんがビックリしたり、寝ていると起きてしまうこともありますが、それも次第に慣れてきます。
生活音に慣れさせないと家事がしにくくなるので、日中はリビングで過ごさせた方が良いでしょう。
リビングでどうやって過ごさせる?
赤ちゃんをリビングで過ごさせるときは、
- ジョイントマットなどを敷いて安全性を高める
- さらに布団やおくるみを敷く(ヨダレやミルクで汚れるため)
- ベビージムで遊ばせる
と良いでしょう。
ラグやカーペットだと厚みが薄く、寝返りを打ったときや転倒したときに危険です。ジョイントマットなど厚みがあってクッション性のある敷物を敷きましょう。
ジョイントマットだけだと、赤ちゃんがヨダレを垂らしたりミルクを吐いたりして汚れてしまうため、洗えるベビー布団やおくるみを敷くのがおすすめ。
また、何もないと赤ちゃんもすぐに飽きてしまうため、ベビージムやバウンサーを使って遊ばせると良いでしょう。
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リビングで過ごすときの注意点
赤ちゃんがリビングで過ごすときは、
- テレビを点けないようにする
- テレビボードの角などにぶつからないようにする
- エアコンの風が直接当たらないようにする
などに注意しましょう。
テレビの音や光は、赤ちゃんにとって刺激が強すぎます。日中、赤ちゃんがリビングにいるときはテレビを点けいないようにするか、見たい場合は赤ちゃんが見えないようにしたり、音を小さくする配慮が必要です。
テレビボードやリビングテーブルがあるリビングは、家具の角に赤ちゃんがぶつかると危険。100均などで売っているコーナークションを活用するなどして、安全面にも配慮を。
エアコンの風は赤ちゃんにとって強いので、直接風が当たらないように注意しましょう。
まとめ
日中、赤ちゃんはリビングで過ごすのがおすすめです。一日中寝室で過ごさせるより、リビングに移動した方が気分転換にもなり、ママの目も届きやすいからです。
リビングで過ごすときは、床にジョイントマットなどを敷いて安全面に配慮。近くに危険な家具がないか?など、赤ちゃん目線で考えると良いでしょう。
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