「モダンな部屋作りをしたいけど、どうもしっくりこない」「どこから手を付ければ良いの?」と悩んだ経験はありませんか?
都会的なイメージのモダンインテリアは、感度の高い住まい手から人気のスタイル。
しかし、いざコーディネートしてみると、「ごちゃっ」と見えたり、「上手くまとまらない」という悩みを多く耳にします。
そんな悩みを解決するために、モダンスタイルの部屋作りのポイントを解説します。
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「モダンスタイル」ってどんな部屋?
あなたなら、「モダンな部屋」と聞いて、どんなインテリアを思い浮かべますか?
「シンプル」「スタイリッシュ」な雰囲気でしょうか?
このイメージは間違ではありませんが、ちょっと抽象的ですね。もっと具体的にイメージしましょう。
完成形のイメージが具現化していないと、部屋作りで失敗します。
たとえば、家具や雑貨の「色」「フォルム」「素材」はどうでしょう。
この3つのキーワードは、モダンな部屋作りのポイントになります。
モダンスタイルのキーワード
モダンな部屋を完成させるには、
- モノトーン
- 直線的
- 硬質な素材
といったイメージをするのが正解。「生活感を感じさせない、無機質な部屋」と覚えておいてください。
それでは、それぞれのポイントを、より詳しく解説します。
部屋作りのポイント1:モノトーン
まずは、部屋の印象を大きく変える、色選びのポイントから。
モダンスタイルを完成させるには、基本的に「モノトーン」をチョイスします。
モノトーンとは、白や黒など、色味のない色彩のこと。モダンな部屋では、白をベースに、挿し色に黒を取り入れます。
黒と白のバランスが部屋の印象を大きく変えるので、この割合に注意するのがポイント。
黒が多いと、全体的に重厚感のある、男性的なイメージに。白が多いと、軽快で明るいシンプルモダンに近づきます。
アクセントカラーの選び方
「派手ではない色」を中心としたモダンスタイルですが、白黒だとちょっと寂しいってこと、ありますよね。
そんなときは、挿し色として「有彩色」を1~2色だけ加えてください。
有彩色とは、モノトーンとは対照的な、明るい色のことを指します。モダンな部屋では、赤や青、黄色などがアクセントとしてよく取り入れられています。
モダンな部屋に有彩色を足していくと、カジュアルな雰囲気に。エレガントに演出したいのなら、パープル・ピンクが女性らしくておすすめ。
あいまいな色よりも、ビビッドカラーの方が、モダンな部屋には映えます。
部屋作りのポイント2:直線的
色の次に意識したいポイントが、家具のフォルム。
モダンな部屋作りでは、直線的なイメージを与える家具を集めてください。
シャープで直線的なラインを生かすことで、無駄をそぎ落としたミニマルな雰囲気が強調されます。
逆に、変化や個性を取り入れたいのなら、曲線を生かした大胆なデザインのインテリアがおすすめ。
重量感も印象を左右するポイントで、軽やかな印象だと北欧モダン風に。重厚でボリュームのある印象だと、イタリアンモダンに近づきます。
部屋作りのポイント3:硬質な素材
モダンな部屋作りの最大のポイントとも言えるのが、「硬質な素材」。
硬質な素材とは、冷たい印象を与える素材のことを指します。
次のような素材が、モダンな部屋に用いられます。
- ステンレス
- スチール
- ガラス
- ビニール
- コンクリート
- プラスチック
どれも、温かみを感じさせる木材とは対照的なアイテムですね。
硬質な素材を部屋に散りばめることで、空間にほどよい「緊張感」と「静けさ」を漂わせ、モダンスタイルの完成度を高めます。
木製の家具は避けるべき?
これだけ部屋に冷たい素材を集めると、「落ち着けない」と心配になってしまう人もいるのでは?
そんなときは、すべて硬質素材でそろえるのではなく、木製の家具もほど良く取り入れましょう。
薄い板を何枚も積み重ねた「プライウッド」なら、モダンな部屋と相性が良いです。
さらに自然素材と色味を足していくと、北欧スタイルに近づきます。「モダンスタイルがなんか違うかも?」と思ったら、北欧スタイルにシフトしましょう。
モダンスタイルの家具選びのコツ
モダンな部屋では、家具・雑貨・ファブリックは、実際にどう選ぶのか?
それぞれの選び方のコツを、より詳しく解説します。
家具の選び方
収納家具やテーブルを選ぶなら、天板は木製よりもガラスがおすすめ。脚がスチールやステンレスだと、さらにモダンらしさを演出できます。
ただし、ガラスの天板は汚れが目立つので、十分に検討してから購入しましょう。
木製の家具を取り入れるなら、無垢材よりも無機質なイメージの「プライウッド」がおすすめ。シャープでモダンな部屋作りには最適のアイテムです。
また、木目を塗りつぶした「ラッカー塗装」仕上げの家具や床材も、モダンスタイルに向いています。
雑貨の選び方
モダンスタイルの部屋の場合、雑貨を「ごちゃっ」と置くのはNG。モダンな印象がガクッと下がります。
ギャラリーや美術館を意識して、厳選された雑貨を、飾るようにレイアウトしてください。
たとえば、洗練されたデザイナーズ雑貨を取り入れると、スタイリッシュで上品な部屋になりますよ。
ファブリックの選び方
カーテンであれば、優雅なドレープカーテンよりも、すっきりと見えるブラインドやロールスクリーンがおすすめ。
ソファの張地なら、布よりもビニール(合皮)や本革の方がクールでモダンな印象にグッと近づきます。カラーは黒かこげ茶がベスト。
モダンスタイルのおすすめ家具屋
モダンスタイルの部屋作りのイメージが固まったら、さっそく家具を見ていきましょう。
モダンスタイルのインテリアショップをピックアップしておくので、家具選びのご参考にしてください。
ショップ名 | 特徴 |
カッシーナ | 世界最高峰のイタリアンモダンの老舗ブランド |
SEMPLE | ほど良いカジュアル感をミックスしたショップ |
Armonia おすすめ | 20~30代でも手の届きやすいモダンでおしゃれなショップ |
モーダエンカーサ | ヨーロピアンモダンの家具がリーズナブル |
FLYMEe おすすめ | 家具の取扱数が群を抜いている日本最大級の通販サイト |
上記のサイトでは、モダンスタイルのコーディネート例が豊富に掲載されています。
部屋作りのイメージにも役に立つので、この機会に、お気に入りのサイトを1つでも見つけおくと良いでしょう。
まとめ
モダンスタイルの部屋作りのポイントは、「モノトーン」「直線的」「硬質な素材」の3つ。
色はモノトーンをベースに、使う色を少なく絞ること。あいまいな色はなるべく避けましょう。
家具や雑貨のフォルムは、シャープな直線や大胆な曲線を取り入れると、モダンらしさが映えます。
さらに、金属やプラスチックなど、冷たい印象の素材を集めることで、スタイリッシュな空間が完成します。
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