玄関のインテリアは親しみが低いですが、公共性が最も高いスペース。「玄関は顔」と言われるように、インテリアひとつで、その家の暮らしぶりが想像できるくらい重要な場所なのです。
限られた空間でおしゃれに見せるのは難しいですが、玄関のインテリアはチェストを置くだけでおしゃれにスッキリとまとまります。
訪れた人が憧れるような家に見せたいなら、「なぜチェストが必要なのか?」「どんなチェストが良いのか?」を必ずチェックしましょう。
-
収納はちょっと足りないくらいがちょうど良い
よく、「収納スペースは、とにかくたくさんあった方が良い」と考える人がいます。 たしかに、収納が全然ないよりは、たくさんあった方が便利かもしれません。ですが、収納スペースがムダにあるのも考えもの。 収納 ...
玄関をおしゃれに見せるポイント
玄関はシンプルが命
玄関のインテリアをおしゃれに見せるには、雑貨をゴチャゴチャと並べる必要はありません。
住み慣れた人は空間を把握しているのでおしゃれに見えますが、初めて訪れる人には目線が定まりません。
いろいろなモノを置くと、返って散らかった空間に見えるのです。玄関のインテリアは、もっとシンプルに考えましょう。
ポイントは「アイストップ」
玄関のインテリアのポイントは「アイストップ」を意識することです。
アイストップとは、建築や造園などでも使われるテクニック。象徴的な木や建物を置くことで、視線が定まる手法です。日本庭園や都市開発の計画に欠かせない空間計画です。
玄関のインテリアをはじめとした住宅内にも、アイストップは効果を発揮します。玄関のシンボルとなるオブジェクトを置くことで、視線が定まり、見る人を落ち着かせます。
チェストがあれば快適なインテリアになる
観葉植物やおしゃれな絵でも十分に視線を集められますが、玄関に置くインテリアは、実用性を考えるとチェストがおすすめ。
玄関のシューズボックスには収まらないけど、チェストに納めたい小物はたくさんあるはずです。
チェストを置くメリット
玄関にチェストを置けば、出かける前に必要なカギや小銭入れをおしゃれに収納できます。
女性であれば、靴を履くときに伝線していることに気が付く場合があります。そんなときに、玄関のチェストに予備のストッキングを用意しておくと便利。
折り畳み傘やポケットティッシュ、エコバッグなども玄関のチェストに収納できます。
収納力のあるチェストを置けば、部屋まで取りに戻る手間を省き、豊かで便利なインテリアに変わります。
どんなチェストが良い?
玄関に置くには小ぶりなチェストで十分ですが、シンプルすぎるとアイストップの役割を果たしません。デザイン性のある、個性的なチェストを選びましょう。
存在感と個性のあるチェストを選べば、花や絵などの余計なモノを飾る必要はありません。それだけでおしゃれに、片付いた空間に見えるので十分です。
合わせやすいナチュラルなチェスト
ナチュラルなデザインの中に、全面のラインが玄関のインテリアを引き立てるアクセントになっています。スッキリとした印象のチェストなので、どんな玄関のインテリアにもあわせやすいのがポイントです。
印象的なカラーのチェスト
人を惹きつけるような独特なカラーがインパクトのあるチェスト。モダンなインテリアからアジアンテイストまで、玄関のインテリアを引き締めたいときにおすすめ。
存在感はありますが、サイズはコンパクトなので、玄関のスペースに余裕がなくても納まります。
グリッドが美しいチェスト
「ムダなデザインは一切いらない」とお考えの人におすすめのチェスト。シンプルを追求したデザインはグリッドが強調され、規則正しい美しさを感じさせます。
個性的ではありませんが、玄関のインテリアをワンランク上げてくれる高級感と美しさがあります。
まとめ
玄関のインテリアのポイントは、「アイストップ」になる個性的なチェストを置くこと。収納力があるので玄関がスッキリと整い、訪れた人の目線が定まるので一石二鳥です。
大きな家具が置けない家は、おしゃれな玄関マット、ポスターなどを飾るとすてきな玄関のインテリアに変わります。
-
収納はちょっと足りないくらいがちょうど良い
よく、「収納スペースは、とにかくたくさんあった方が良い」と考える人がいます。 たしかに、収納が全然ないよりは、たくさんあった方が便利かもしれません。ですが、収納スペースがムダにあるのも考えもの。 収納 ...
続きを見る