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無印良品の羽毛布団ってどうなの?購入前に知っておきたい選び方

無印良品の羽毛布団の口コミ評判
無印良品の羽毛布団を買って、使用して、レビューします。

無印良品の掛け布団の種類は実にさまざま。店頭やネットで探してみても、いろんな掛け布団が目につきます。

その中でも、「トライアングルキルト」や「一層式」など、聞きなじみがないキーワードが出てきて、何が違うのか悩んでしまう人も多いはず。

そこでこの記事では、無印良品の掛け布団の選び方から、実際に羽毛布団を使用してみた口コミ評判をご紹介します。

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無印良品の掛け布団の種類について

無印良品の掛け布団の種類

2017年4月現在、無印良品の掛け布団の種類は以下の6つ。

  • 抗菌ポリエステル薄掛ふとん
  • 抗菌ポリエステルダウンライク掛ふとん・二層式
  • フランス産羽毛薄掛ふとん
  • フランス産羽毛掛ふとん・一層式
  • フランス産羽毛掛ふとん・二層式
  • 羽毛掛ふとんトライアングルキルト

さまざまな名称が出てきますが、大きく分けると「ポリエステル」と「羽毛布団」の2種類だけです。選ぶときのポイントは、この素材の違いにあります。

ポリエステルはNG

掛け布団の寝心地や値段は、詰め物の素材に左右されます。

素材は、羽毛やウール、コットンなどの「天然素材」から、ポリエステルなどの「化学繊維」があります。

化学繊維は安さが魅力ですが、吸湿性が低いことが欠点。布団の中がジメジメして寝心地を悪くするのです。温かさも羽毛布団に劣ります。

また、静電気が発生しやすいので、ホコリやハウスダストを吸着しやすいという難点もあります。

私は昔、ポリエステルの掛け布団を使っていましたが、羽毛に比べて重く、ジメジメして寝心地が悪かったことを記憶しています。

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羽毛布団がおすすめ

羽毛布団は保温性や放温性が高く、軽くて暖かいのが特徴。放湿性にも優れているので、布団の中に湿気がこもりません。

値段はポリエステルよりも高価ですが、寝心地で選ぶなら羽毛布団です。

ただし、羽毛布団にも以下のような欠点があります。

  • 羽毛特有の臭いがする
  • 詰め物(羽毛)が吹き出す
  • 洗えない

羽毛は動物性の天然繊維なので、鳥の独特な臭いがします。使用しているうちに臭いは自然に消えますが、気になる場合は、羽毛布団の空気を押し出し、3〜4時間ほど干すと良いでしょう。

また、羽毛の芯がカバーを突き抜け、中身が噴き出す可能性もあります。

上記の欠点が気にならなければ、無印良品の布団は羽毛がおすすめです。

無印良品の羽毛布団の特徴

羽毛布団の産地偽装について

無印良品の羽毛布団にも、「トライアングルキルト」「一層式」などと記載されている商品があります。

違いがよく分からない方のために、お店では教えてくれない情報を含めて、選び方のポイントをまとめておきます。

羽毛布団の種類について

無印良品の羽毛布団の種類は、次の4つ。

  • フランス産羽毛薄掛ふとん
  • フランス産羽毛掛ふとん・一層式
  • フランス産羽毛掛ふとん・二層式
  • 羽毛掛ふとんトライアングルキルト

これらの違いは、原産国や羽毛の産地にあります。

原産国について

原産国とは、「どこの国で羽毛布団を作っているか」を示すもの。「羽毛の産地」とは異なります。

羽毛布団の原産地は、主に日本か中国。当然、日本産の方が安心できますよね。

無印良品の羽毛布団のうち、「トライアングルキルト」のみが日本産(日本で加工)。「フランス産羽毛掛ふとん」は、中国で加工されています。

トライアングルキルトは、輸入した羽毛を三重大台ケ原山系の超軟水で日本人が丁寧に洗い、動物性特有の臭いをおさえています。

無印良品の羽毛布団を買いに来た中国の観光客も、「made in Japanの記載があるから」という理由でトライアングルキルトを購入するのだとか(店員の情報)。

羽毛の産地の違い

注意したい点が、トライアングルキルトの羽毛の産地は「中国(台湾)」ということ。

無印良品に限った話ではありませんが、商品名にわざわざ「フランス産」や「ポーランド産」と記載されていない羽毛布団は、中国産が多いのです。

混乱しがちなので、一回整理すると次のような感じ。

布団 羽毛の産地 加工
トライアングルキルト 中国(台湾) 日本
フランス産羽毛掛け布団 フランス産 中国

中国をはじめとしたアジア諸国の羽毛は、ヨーロッパの羽毛に比べて質が劣ります。

トライアングルキルト以外の羽毛は、フランス産を使用しています。フランスやポーランドをはじめとした羽毛は良質です。

中身が良質な羽毛布団は「薄掛け」「一層・二層式」の3つ。加工が優れているのは「トライアングルキルト」のイメージ。
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無印の羽毛布団はどれを選ぶべき?

違いは何となく分かったけど、結局、どの羽毛布団がおすすめなのか?

迷っている方におすすめなのは、「フランス産羽毛掛ふとん・二層式」。これと毛布の2枚があれば、都心程度の冬の寒さなら十分に越せます。

加工は中国ですが、やはり羽毛布団はフランス産に限ります。軽くて暖かい布団です。

羽毛独特の臭いがあるか不安でしたが、今までに特に気にしたことはありません。寝ていて不快に感じたこともないです。

臭いに敏感なのであれば、トライアングルキルトをおすすめします。中国産の羽毛ですが、日本で丁寧に洗浄されているため、フランス産羽毛掛ふとん・二層式よりも動物性の臭いはありません。

他の購入者の口コミ評判

以前は起毛の肌掛けに毛布に真綿の掛け布団で寝ていましたが、こちらに変えて起毛の肌掛けにこの二層式羽掛ふとんだけでも十分ホカホカでぐっすりです。

一層式毛布に、羽毛布団で子供たちとぽかぽかで寝ています。品質はとても良かったです。

出典:フランス産羽毛掛ふとん・二層式/SD 170×210cm | 無印良品ネットストア

こんな気になる口コミ評判もありました。

2ヶ月半の使用で、中の羽毛が大量に出てきます。お茶碗1杯分ほど。

私が同じ商品を使用している感じでは、こんなに羽毛が出てくることはありません。カバーを変えるときに、1~2本くらいダウンが飛んで行ったくらいです。

まとめ

無印良品の掛け布団は「羽毛」と「ポリエステル」の2種類。おすすめは質の良い羽毛布団です。

羽毛布団は、さらに「フランス産」と「トライアングル」の2つに分けることができます。フランス産は、フランスの羽毛を中国で加工、トライアングルは中国の羽毛を日本で加工しています。

生産地にまでこだわるなら、「ヨーロッパ産の羽毛」を使った「日本製」がおすすめです。無印良品には取り扱いがないので、寝具専門店で探すと良いです。

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