子どもの絵をインテリアとして飾るとき、「子どもっぽくておしゃれに見えない」と悩んだ経験はありませんか?
ネットで子どもの絵を探してみると、実にさまざまな実例が出てきます。しかし、どれも個性的すぎて、おしゃれとは言い難いものばかり。
そんな困っているママさんに向けて、子どもの絵を飾るときのコツをインテリアコーディネーターが解説します。
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子どもの絵を飾っても失敗しやすい原因
普通のアートを部屋に飾るのはさほど難しくありませんが、子どもの絵は工夫をしないとインテリアに溶け込みません。
その原因は、子どもが描く絵の「テーマ」と「サイズ」にあります。
テーマに関連性がない
本来、リビングなどに絵を飾る場合は、インテリアの雰囲気に合わせて絵を選びます。
「絵のテーマ」と「部屋の雰囲気」が合っていれば、インテリア全体の調和がとれて、飾るときに違和感を覚えません。
たとえば、モノトーンの絵には白黒のモダンな部屋に合います。カラフルで派手な絵には、ポップな部屋と相性が良いですよね。
部屋に溶け込むような絵を飾ることが望ましいのですが、子どもの絵はテーマが自由。色使いやテーマにインテリアとの関連性がない子どもの絵は、普通に飾ってもおしゃれに見えません。
サイズがバラバラ
複数の絵を飾るときは、サイズに統一感を持たせると美しく見えます。子どもの絵を飾るときも同じで、A4ならすべて同じサイズでそろえると、納まりがよく見えます。
しかし、子どもの絵のサイズは大小さまざま。
大きな画用紙や小さな紙に描いたり、保育所でもいろんなサイズの用紙を使いますよね。
テーマに加えてサイズもバラバラな子どもの絵を、インテリアにおしゃれに飾るのは難しいのです。
おしゃれに飾るための3つのコツ
飾るのが難しい子どもの絵でも、3つのポイントをおさえるとおしゃれに見えます。
「共通感」を持たせる
複数の子どもの絵を飾るとき、全体の見た目のバランスを整える必要があります。
方法はシンプル。子どもの絵をすべて同じフレームに収めるだけです。
統一感のあるフレームに納めて飾るだけで、バラバラだった子どもの絵に「共通感」が生まれるのです。これだけでスッキリとおしゃれな飾り方に見えます。
インテリアとの調和を意識する
フレームを選ぶときは、色や素材を考えることが大切です。フレームには、「子どもの絵」と「インテリア」を結びつける役割があるからです。
たとえば、モダンな部屋に子どもの絵を飾るときのことを考えてください。
「子どもらしい雰囲気だから」とナチュラルなフレームで飾りがちですが、子どもの絵に合わせてフレームを選ぶと、絵の周りだけ浮きます。
逆に、フレームをインテリアの雰囲気に合わせて選ぶと、飾ったときに子どもの絵とのバランスがとれます。
「フレームを子どもの絵にあわせる」のではなく、「インテリアに合わせてフレームを選ぶ」と覚えておきましょう。
四角を意識すると美しくなる
サイズがバラバラな子どもの絵を飾るのは至難の業。どんなに頑張っても、感覚では美しく見えません。
きれいに飾るポイントは、全体で見たときに大きな四角の中に納まるように配置することです。
テーマや色使い、サイズがバラバラだった子どもの絵が、ラインをそろえるだけでステキにまとまります。
スキマなどは気にせずに、外枠の四角のラインだけ整えて飾るとおしゃれに見えます。
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まとめ
子どもの絵をおしゃれに飾るためのポイントをまとめます。
- 子どもの絵はすべて同じフレームに納める
- フレームのデザインはインテリアに合わせる
- 複数を飾るときは四角のアウトラインを意識する
「マスキングテープ」や「洗濯バサミ」を使った飾り方の実例も紹介されていますが、チープに見えるのでおすすめしません。
子どもの絵はアートです。アートはフレームに収めることで完成されます。必ずフレームを使って飾ってあげてください。
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