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ダイニングを照明でオシャレに演出!選び方のポイントは?

ダイニングを照明でオシャレに演出!選び方のポイントは?

ダイニングは照明1つで雰囲気をガラッと変えることができます。では、ダイニング照明はどう選ぶべきか?この記事で詳しく解説します。

特に次の疑問を抱えている人の参考になります。

  • 何色の光が適しているか?
  • どんな照明器具がおすすめか?
  • 人気のペンダントライトを設置したいが、どう選ぶべきか?
  • テーブルの真上に照明器具を取り付ける装置がないときは?

それでは、詳しく見ていきましょう。

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ダイニングの光色の選び方

暖かい雰囲気の食卓

食卓向きはオレンジ色

照明の光の色は、大きく分けて「白」と「オレンジ」があります。このうち、ダイニングにおすすめなのはオレンジ色。料理をおいしく見せ、食卓を囲む人の顔色も良く見えるからです。

オレンジ色の照明を取り入れる場合は、「電球色」の電球を購入し、それをダイニングの照明器具に設置してください。ケルビン値でも光色を判断できます。オレンジ色の光を放つ電球は「2700K」前後です。

作業もするなら光色切替タイプを

最近のダイニングテーブルの使われ方は多様化しつつあります。以前は食事をするためだけのテーブルでしたが、近年は子どもの勉強スペースとして、旦那さんの在宅ワークのパソコンデスクとして、奥さんの裁縫スペースとしても使われます。

こういった作業をともなうとき、オレンジ色の光は不向きです。勉強やデスクワークなどに適した光色は、オフィスのような「明るく白い光」です。

ですので、ダイニングで食事だけでなく勉強や作業もするなら、1つの電球で光色を「オレンジ」と「白」に切り替えられるタイプをおすすめします。「光色切替タイプ」の電球で探すと見つかります。

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ダイニングの照明器具の選び方

白いシェードのペンダントライト

シーリングライトは使わない

すでにダイニングの天井にシーリングライトが備わっていても、できれば食卓の上を集中して照らす照明を使いたいところ。食卓の上だけを照らすことで、人の視線を食卓の上の料理に集中させ、そこにだけ暖かい雰囲気を作ることができるからです。

シーリングライトは空間の隅々まで明るく照らすため、落ち着いた雰囲気を演出できません。可能であれば、他の照明器具に交換しましょう。

ペンダントライトがおすすめ

ダイニングに適した照明として、「ペンダントライト」が挙げられます。ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げる照明器具で、ダイニング照明として大変人気があります。

ペンダントライトは真下とその周辺を照らすことができるので、人の視線を食卓の上の料理に集中させ、そこにだけ暖かい雰囲気を作れます。ダイニング空間のための照明器具と言っても過言ではないでしょう。

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ペンダントライトの選び方

ペンダントライトは、光源を覆うシェード(笠)の大きさや形、素材で光の広がり方が大きく変化します。デザインだけで選んでしまうと「思ったより暗い」「思ってた雰囲気と違う」と失敗することがあるので、特にサイズと素材選びは慎重に。

シェードのサイズの選び方

ペンダントライトはテーブルサイズの3分の1サイズを選ぶ

テーブル幅の3分の1の直径のシェードを選ぶ

ペンダントライトを選ぶときに、まず考えたいのがシェードの大きさ。シェードが大きければ光が広がり、小さければ狭い範囲を照らします。

シェードの大きさは、テーブル幅を基準に考えます。テーブル幅の3分の1の直径のシェードを選べば、テーブルの四隅まで照らしてくれるので、快適に食事ができます。

直径が小さいペンダントライトを設置する場合は数を増やす

直径が小さいペンダントライトを設置する場合は数を増やす

直径の小さいコンパクトなシェードを設置したい場合、1つだけだと明るさが足りず不便。そのため、ダイニングテーブルの上にライティングレールを設置し、ペンダントライトを複数設置できるようにすると十分な明るさを確保できます。

シェードの素材の選び方

ペンダントライトの素材の違いによる光の広がり方の比較

ガラスやアクリルなどの光を通す素材だと、光がシェードを通過して周囲に広がる(左)。金属や木製などの光を通さない素材だと、上下から光が出て陰影がハッキリする(右)。

シェードの素材はいろいろありますが、光の広がり方に影響があるので、見た目だけではなくイメージしている雰囲気に近い素材を選ぶようにしましょう。

乳白色のガラスやアクリル、布、和紙など光を通す素材のシェードは、光が全体に拡散して部屋が明るくなります。おだやかでやわらかい光になるので、ダイニング空間をやらわかい印象にしたいときには光を通す素材がおすすめ。

スチールや木、色の濃いプラスチックなど光を通さない素材のシェードは、シェードの周辺が暗くなり、光は上下に広がります。光と影のコントラストが強いため、メリハリのあるダイニングを演出したいときには光を通さない素材がおすすめです。

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ペンダントライトは、シェード(ペンダントライトを覆う笠)の大きさや形によって照らす範囲が限定されます。シェードの素材もいろいろあり、その素材によって光の広がり方も変わってきます。

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テーブル上に照明が設置できないときは?

ダイニングにはペンダントライトがおすすめと言いましたが、間取りや家具の配置によっては、ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置できないことがあります。テーブルの真上にペンダントライトを設置したいのに、引っ掛けシーリング(天井の照明を取り付ける装置)の位置が少しズレている場合、などです。

テーブル上に照明が設置できないときは、

  • ライティングレールを天井に取り付け、ダイニングテーブルの上までレールを伸ばす
  • ライティングレールにスポットライトを取り付け、ダイニングテーブルの方に向けて照射する
  • フロアスタンドをダイニングのコーナーに設置して、真上からテーブル面を照らす

といった対処法が考えられます。

ライティングレールを取り付けてテーブルの上まで伸ばす

ライティングレールとは、天井から吊るしたり固定する照明器具への配線を目的とした天井取付専用器具のこと。工事不要で、シーリングライトの代わりとして簡単に取り付けられます。

ライティングレールを使ってダイニングテーブルの上にペンダントライトを吊るす

ライティングレールを使えばダイニングテーブルの上にペンダントライトを吊るせる

ダイニングの天井にライティングレールを取り付け、テーブルの真上まで伸ばし、そこにペンダントライトを吊り下げます。

ライティングレールにスポットライトを取り付けてテーブル面に向けて照らす

引っ掛けシーリングとテーブルがかなり離れているのなら、ペンダントライトではなくスポットライトを取り付けます。

ライティングレールを使ってダイニングテーブルをスポットライトで照らす

ライティングレールにスポットライトを取り付ければ離れたダイニングも照らせる

上図のように、スポットライトは角度調整ができるので、テーブルに光を向けることも容易。

フロアスタンドをダイニングコーナーに置いて真上から照らす

ライティングレールを取り付けるのが面倒なら、床に置くタイプの照明「フロアスタンド」をダイニングのコーナーに設置して、真上からテーブル面を照らします。

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ダイニングテーブルの真上に、照明器具を取り付けるための「引っ掛けシーリング」がなかったり、テーブルとの位置が微妙にズレている場合、ライティングレールやフロアスタンドで対処できます。

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まとめ

ダイニングルームの照明のポイントは、人の視線を食卓の上の料理に集中させ、そこにだけ暖かい雰囲気を作ること。

部屋全体を明るくすると食事に集中できなくなるので、ペンダントライトやスポットライトでテーブルの上に「明かりだまり」を作ります。こうすることで、自然とそこに人が集まり、会話の弾むダイニング空間になります。

照明の光色は料理が美味しく見え、席に着く人の顔色が良く見えるオレンジ色がおすすめ。テーブルでほかの作業もするなら、光色切り替えタイプの電球を選びましょう。

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