約1年前、20万円くらいするベッドフレーム(すのこ仕様)+マットレスを購入。高価だったので、よく換気をし、こまめにメンテナンスをしていました。
しかしある日、ベッドのすのこをよく見てみると、カビがモッサリ。湿気対策を十分にしていても、カビは発生するんですね。
では、ベッドのすのこにカビが発生した場合、どのように除去すれば良いのか?この記事で実践した方法を解説します。
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すのこのカビの掃除道具
今回、すのこのカビ掃除に使用した道具は以下の通り。
- 古タオル
- 付せん
- サンドペーパー
- マスク
- 掃除機
古タオル
古タオルは、すのこの表面のカビを拭き取るために使用。
付せん
カビが生えているところは、付せんなどでチェックしておき、あとでサンドペーパーを使って集中的に削ります。目印なので、なくてもOK。
サンドペーパー
サンドペーパーは、タオルで拭き取れない表面のカビを削り取ります。番手(目の粗さ)は#100くらいがおすすめ。よく削れました。
マスク
マスクは、カビの胞子や木くずを吸わないために用意すると良いでしょう。
掃除機
掃除機は、すのこをサンドペーパーで削ったときに出る木くずを吸うために用います。
すのこのカビの除去方法
すのこのカビは、次の手順で除去します。
- 濡れタオルで拭く
- 乾燥させる
- サンドペーパーで削る
- 掃除機で吸う
掃除の時間の目安は1時間。
結構大変でしたが、コレだけでキレイにできます。一緒にやっていきましょう。
濡れタオルで拭く
まずは、マットレスを壁に立て掛けておき、すのこ表面のカビを拭き取ります。古タオルで水拭きしましょう。
カビを拭き取るとき、大量に発生しているポイントを付せんでチェック。後で、サンドペーパーで削り取ります。
カビが目視できるほど生えている場合、すのこだけではなく、ベッドフレーム全体にカビの胞子が宿っている可能性があります。
一緒に、ベッドフレーム全体も水拭きしてあげましょう。
乾燥させる
水拭きした後、日陰でしっかりと乾燥させます。
乾かすときは自然乾燥させること。直射日光は避けてください。すのこが傷みます。日陰でもすのこは乾きやすい木材なので、10分もすれば自然と乾きますよ。
カビを削る
すのこが乾いたら、先ほど付せんでチェックしたカビの発生源を削ります。
サンドペーパーでゴシゴシ削ってください。サンドペーパーはすぐにダメになるので、5~6枚あると安心です。
すのこが黄色、もしくは赤っぽく変色していたら、その箇所もカビが住み着いているかもしれません。一緒にサンドペーパーで削ってください。
黒っぽいブツブツも、カビです。
サンドペーパーで削ると、写真のように表面のカビは削り取れました。
掃除機で吸う
サンドペーパーですのこを削ると、木くずが飛び散ります。掃除機で吸い取りましょう。ネジ穴にも木くずが入り込んでいるので、入念に。
床もざらざらしていると思うので、ついでに掃除機をかけましょう。
すのこのカビにカビキラーは使用可?
カビを手っ取り早く除去するときに便利な「カビキラー」。
しかし、ベッドのすのこに、カビキラーは使用できません。カビキラーの説明書にも、「使えないもの」の項目に「木製品」が明記されています。変色するので使わないこと。
カビ取り剤の代わりとして使用できるのは、「オスバンS」。家具にも使用できる消毒液です。
カビに対しての効果は商品に明記されていませんが、ある程度の除菌はできました。
まとめ
ベッドのすのこのカビは、すのこ全体を水拭きした後に乾燥させ、サンドペーパーでカビの部分を削ると、キレイに除去できます。
すのこが赤っぽく変色している、黒いブツブツが目立つ場合は、カビが根付いている可能性があります。入念に掃除してください。
我が家のベッドのすのこのカビは、以上の方法でキレイに落とせました。カビを再発させないためにも、普段から正しい湿気対策を心がけてくださいね。
【追記】この方法で掃除して一年経ちました。カビは再発していません。
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