睡眠は、脳と体を休ませるために必要なこと。夜はぐっすりと寝て、心身ともに疲れを癒やしたいものです。
ところが、気持ちよく眠りたいのに「布団に入ってもなかなか眠れない」「眠りが浅く、夜中に目が覚めてしまう」ことってありますよね?
休むべき時間帯にきちんと脳と体が休まらないと、翌日のパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。
では、気持ちよく眠るためには、どのような過ごし方をすれば良いのでしょうか?この記事で詳しく解説します。
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気持ちよく眠る6つの方法
ストレスを解消する
気持ちよく眠れない原因は人それぞれですが、不眠症の原因としてよく挙げられるのが
- ストレス
- 生活習慣病
- 体の不快感
の3つ。
この中でもっとも大きく影響するのが、ストレスです。「気持ちよく眠れなくなった」「翌日の寝覚めが悪い」などの症状が現れ始めたころを思い返してみてください。
もし、何か強いストレスを感じるイベントがあったら、それが気持ちよく眠れない原因かもしれません。
仕事や職場での人間関係、恋愛や子育て、新生活の始まりなど、何か思い当たることがあったら、そのストレスに対処することが先決です。
ストレスが蓄積すると、気持ちよく眠れないどころか、うつ病に発展するケースも少なくありません。「気分転換をする」「ストレスを発散させる」などが必要です。
生活習慣病を改善する
気持ちよく眠るためには、普段の生活を見直すことも大切です。
アルコールやニコチン、カフェインなどを過剰に摂取すると、眠りが浅くなります。眠る前はもちろん、日中から摂取量をおさえるように心がけましょう。
また、「寝る前にお酒を飲むと、気持ちよく眠れる」とよく言いますが、お酒を飲むと睡眠の質が落ちるので注意してください。
夜中や早朝に何度も起きてしまうことがあれば、眠る前の飲酒は控えた方が良いかもしれません。
不快感を軽減する
ベッドで横になったときに、「体のどこかが痛い」「ムズムズする」といった症状がある場合は、気持ちよく眠れません。
頭痛や肩こり、足がムズムズするときは、その原因を解消しましょう。
体の不快感を感じる場合は、生活習慣病や運動不足が原因かもしれません。適度なウォーキングやストレッチ、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
入浴してリラックスする
入浴は、体の汚れを洗い流す役割のほかに、脳と体をリラックスさせる効果があります。
ゆっくりと湯船に浸かれば、緊張がやわらぎ、気持ちよく眠るための準備が整います。シャワーだけで済ませている人は、お湯にゆっくり浸かりましょう。
お風呂に入るときのポイントは、照明をいつもより暗くすること。ぼんやりとした明るさがリラックス効果を高め、心身ともに疲れが取れ、気持ちよく眠れますよ。
青白い光を浴びない
人間は、光によって気持ちや行動がコントロールされる生き物です。
日中の自然光のような光を浴びると、体が緊張して気持ちよく眠れません。せっかくお風呂で快眠状態をつくったのに、部屋が明るすぎると意味がなくなります。
眠る1~2時間前は、シーリングライトのようなまぶしくて青白い光を浴びるのは避けましょう。
スマホやテレビを見ない
スマホやテレビは現代人に欠かせない便利アイテムですが、液晶画面からは強い光が放たれ、目や脳に大きなダメージを与えています。
今、こうしてスマホでネットサーフィンをしている間も、脳に刺激を与え、疲れを蓄積させています。
気持ちよく眠るためにも、布団に入る2時間くらい前から、テレビやスマホは見ないように心がけましょう。
まとめ
気持ちよく眠るための6つの方法をまとめます。
- ストレスの原因を探って対処する
- 生活習慣を改善する
- 眠る前の体の不快感を取り除く
- 入浴して脳と体の疲れを癒やす
- まぶしい照明に当たらない
- 就寝前のテレビ閲覧やスマホ操作を避ける
気持ちよく眠るためには、まずはストレスや生活習慣病を見直してみましょう。
寝る前は、脳や体に刺激になることは避けてください。スマホやテレビを見ない、脳が活性化する青白い光を浴びないなどに気を遣えば、リラックスした状態で入眠しやすくなります。
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