昔に比べ、インテリアに関する本は劇的に増え、大型書店や通販でも手軽に手に入るようになりました。
一方で、「ホントに参考になるインテリアの本が見つからない」と悩む人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたの悩みを解決するために、「コレはみんなに読んでほしい!」と思った、おすすめの本をご紹介します。
関連記事 家具はどう置けば暮らしやすくなる?配置の基礎テクニックまとめ
参考になったインテリア本7選
さまざまな本を読んできましたが、特に役に立った本は次の7冊。
本のタイトル | 主な内容 |
家具の教科書 |
家具の選び方 木製家具の基礎知識 インテリアコーディネートの基本 |
住まいのインテリア設計 |
住宅の基礎知識 住宅の設計 インテリアコーディネートの基本 |
世界で一番やさしい照明 |
照明の基礎知識 部屋別の照明計画 ランプの種類 |
わかる! 使える! 色彩の教科書 |
色彩の基礎や雑学 インテリアと色 ファッションと色 |
色彩センス |
配色の知識 配色の実例 |
居心地の良いインテリア |
インテリアコーディネート |
住まい方ハンドブック |
収納や掃除のコツ |
※より詳しくは、Amazonの「なか身!検索」で目次をチェックすると、おおまかな内容が把握できます。
おすすめ本7冊の特徴
それぞれ本の特徴が異なるので、簡単に内容をまとめました。
家具の教科書
家具を買う前に知っておきたい、基本的な知識が集約されている本。
ソファやベッド、ダイニングテーブルなどの大型家具の基本的な選び方から、木材や塗装の種類まで詳しく記載されています。
「こんなときはどうするの?」という疑問もQ&A形式で詳しく記載されており、思わず「なるほど」と、うなるような内容も盛り込んでいます。
「建具の色にあわせた家具の選び方」や、「スタイル別のコーディネートのポイント」も分かりやすく解説されているため、持っていて損はない一冊です。
住まいのインテリア設計
住宅にまつわるの基礎知識をしっかり身に付けたい人におすすめの本。
「家具の教科書」が実践的な(消費者向け)の本だとすれば、「住まいのインテリア設計」は理論的な本。
これから家を建てる人、インテリア関係の仕事に就きたい方は、読んでおくと良いでしょう。インテリアコーディネーターの試験勉強の入門書としてもおすすめ。
世界で一番やさしい照明
他の本にも照明について触れている章がありますが、「もっと照明について詳しく学びたい!」という人におすすめ本。
一般住宅の照明のプランニングのポイントや、各部屋の照明の選び方が図解で詳しく紹介されています。
わかる! 使える! 色彩の教科書
色彩学の理論に基づき、身近な題材を使いながら分かりやすく解説している本。
インテリアから離れた内容もありますが、人の好奇心を揺さぶるような興味深い内容ばかりで、楽しく色の基本が学べます。
カラーコーディネーターや色彩検定の勉強の入門書としても使えますよ。
色彩センス
配色の知識や400以上の実例が記された本。インテリアについての配色ノウハウは記載されていませんが、配色を体系的に学びたいときにおすすめ。
「ポップならこんな配色」「ノスタルジックならこの配色」と、さまざまなシーンにあわせた色の組み合わせが詳しく載っている本です。
専門的なので、デザイナーなどのプロ向けの一冊。
居心地の良いインテリア
インテリアコーディネーターとして活躍している著者が、長年の経験からたどり着いたノウハウを一冊にまとめた本。
私がインテリアの専門学校で習っていたような、根本からインテリアを理解できるところがポイント。小説のように、スラスラ読めるところも良かったです。
住まい方ハンドブック
「住まいのアドバイザー」として2,000軒以上の収納の悩みを解決し、テレビや雑誌で大活躍する近藤典子さん。
そんな収納のプロのノウハウがまとまっている本です。人体寸法に基づいた理論的な収納方法を、リアルな消費者の生活目線でアドバイスしてくれる一冊です。
部屋別の収納については2巻目であるLDK・洗面所編 に記載があります。
近藤典子さんは、他にも収納関係の本を多数出版しています。興味があればチェックしてみてくださいね。勉強になりますよ。
まとめ
家具・照明・色彩・収納など、インテリアに関するおすすめの本をご紹介しました。
インテリアの基本をザックリ学ぶなら、「家具の教科書 」「住まいのインテリア設計 」の2冊がおすすめです。
これを読んで基礎を固め、他の本で知識を付け足していくと良いです。
中には出版日が古い本もありますが、どれも流行に左右されない基本が学べるので、その辺は気にせずに。
-
家具選びで失敗したくない人が絶対におさえるべきポイント3つ
衝動的に家具を買ってしまうと、結局 使わず仕舞いになってしまうことも。そんな失敗を避けるために、家具購入前に絶対におさえるべき選び方のポイントを3つご紹介。
続きを見る