外出する前に洗面所でしっかりメイクをしたはずなのに、外出先の鏡で自分の顔を見ると「あれ?」と違和感を覚えたことってありませんか?
メイクが完璧だと思っても、場所が変わると厚化粧に見えたり、逆に顔色が悪く見えることってありますよね。
実はそれ、ご自宅でメイクをするときの照明に原因があるかもしれません。洗面所やドレッサーの照明に問題がある場合、メイクが思うように仕上がらないのです。
では、どうすれば美しくメイクができるのか?この記事で詳しく解説します。
メイクの照明は「女優ライト」がお手本
メイクをするときの照明は、女優ライトが良い。
女性なら誰しも、こんなことを聞いたことがあるのでは?
「女優ライト」がメイクに良いとされている理由は、顔の影を消し、正しくメイクができるからです。
思い出してみてください。女優がメイクをする楽屋には、鏡の周りに丸い照明がいくつも並んでいる化粧台がありますよね。
デパートの化粧品売り場にも、左右上下に照明が付いている鏡が設置されているはず。
さまざまな角度から均等に顔を照らす照明は、前髪や鼻、あごの下の影を消して、正確にメイクができるのです。
女優ライトを自宅で再現する方法
女優ライトを自宅で再現するとなると、「ちょっと大変そう」と思ってしまいますよね。
でも、安心してください。女優ライトは工夫次第で簡単に再現できます。
天井の照明を点ける
まずは、メイクをする部屋の天井照明を点灯してください。天井からの光で、メイクに必要な全体的な明るさを確保します。
洗面所でメイクをするなら洗面台の照明を、リビングや寝室でお化粧をするなら部屋の天井照明を点けましょう。
壁面の左右を照らす
天井からの照明は、顔を全体を明るくしてくれます。しかし、影ができやすいのが欠点です。
その欠点を補うのが、左右からの光。洗面所やドレッサーの壁面を照らすことで、左右からの光が確保でき、顔にできる影がなくなります。
左右からの光を確保するときに便利なのが「クリップライト 」。
クリップ式のライトは、角度や設置場所を手軽に変えられる優れモノ。実際にメイク台の前に立ち、「どの位置なら影ができにくいか」をチェックしながら微調整してください。
置き型照明で下から照らす
天井・左右の光が確保できたら、さいごに下から上に光を当てましょう。
横からの光は無理でも、下から光を当てるだけで、顔の影はスッと消えます。あごの下や首を照らすことで、「顔」と「首」の化粧の差がなくせるのです。
下からの明かりは、「置き型の照明 」を点けて置くだけ。これで、女優ライトの完成です。
女優ライトが再現できない場合は?
「一人暮らしだからドレッサーがない」
「そもそも化粧台がない」
「洗面所が狭い」
上記のような理由で、女優ライトを作れない場合もあるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、「LEDメイクミラー 」。
女性におすすめを3つピックアップしてもらったので、ご参考にしてください。
メイクをするときの照明の色の選び方
メイクをするときの照明は、「電球色」と「昼白色」のどっちがおすすめ?
美しいメイクを目指す女性であれば、照明の色も気になるところ。
洗面所などの電球をそろそろ切り替えようと思っている女性も、電球色と昼白色のどちらにしようか迷いますよね。
「電球色」と「昼白色」の違いとは?
電球色と昼白色は、それぞれ特徴が異なります。
電球色は、オレンジに近い温かみのある色が特徴。血色がよく見える効果があります。
一方の昼白色は、日中のような白くて爽やかな明かりで、白い色が強調されます。
外出先に合わせて選ぶのが正解
メイクの照明の色は、「どこに外出するために化粧をするか」が決め手。
たとえば、日中の仕事で外出する前の朝は、太陽の光の色に近い昼白色を選びます。電球色を多く使うレストランやホテルに外出する場合は、オレンジ色の照明でメイクをすることが基本です。
「これからどこに行き、そこではどんな光の色か」をイメージし、外出先と同じ光でメイクすると自然に仕上がります。
まとめ
メイクをするときの照明は、影ができにくい「女優ライト」がお手本です。
自宅で女優ライトを再現するには、上下左右から照らすことがポイント。照明の色は、外出先に合わせて使い分けましょう。
女優ライトを作るのが面倒なら、手っ取り早く「LEDメイクミラー 」を試すのもおすすめですよ。
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