クッションフロアの住宅に住んでいる方なら、「ワックスは掛けるべきか?」と、一度は悩みますよね。
掛けるべきだとしても、市販のフローリング用のワックスでも大丈夫なのかと疑問に思うはず。
そこでこの記事では、クッションフロアの正しいお手入れ方法をご紹介します。
クッションフロアとは?
そもそも、「クッションフロア」とは、どのような素材なのでしょうか?
素材は塩化ビニール
クッションフロアとは、ビニール製の床材のことです。クッション性・弾力性があり、爪で押し込むと少しプニッとします。
昔は床材と言えば「木のフローリング」が一般的でしたが、メンテナンスがしやすく施工が簡単なことから、クッションフロアも広まりつつあります。
デザイン性が豊かな床材
クッションフロアの表面には、木目や石目など、さまざまなデザインや色がプリントされています。
トイレ・キッチンなどの水回りだけではなく、リビング・ダイニング・寝室などの幅広いシーンで利用されている床材です。
ワックス掛けをしても大丈夫?
クッションフロアにワックスを掛けても問題ありません。
ワックスを掛けることで床の表面に保護膜ができ、傷や汚れから守ってくれます。ツヤが出て見た目にもキレイに仕上がるため、ワックスを掛けた方が清潔をキープできます。
どのワックスなら使える?
クッションフロアには、「使って良いワックス」と「使用禁止のワックス」があります。
使えるワックスの例としては、「リンレイ オール 」が挙げられます。ホームセンターなどでよく見かける、あの黄色いボトルのワックスです。
反対に、「フローリング専用 」などと記載があるワックスは、クッションフロアに使えません。必ず、商品パッケージの「用途」や「使えない床」の項目をチェックしてください。
ワックスの掛け方
- 床表面の汚れを拭き取る
- 床を乾燥させる
- ワックスを掛ける
先に汚れを拭き取りましょう。ホコリや汚れがあると、ワックスのなじみが悪くなります。
ワックスを掛けるときは、布に含ませてから伸ばすようになじませます。
ちなみに、「ワックスワイパー 」を使えば、立ったまま作業ができるので腰が痛くなりません。作業効率もグッと上がるため、時短もできますよ。
ワックスを掛け後の普段のお手入れ
クッションフロアにワックスを掛けた後は、掃除機掛けと定期的な水拭きだけでキレイが長続きします。
水拭きの目安は月に1度か、汚れやベタベタが気になったとき。また、水滴を放置すると変色の原因になるため、すぐに拭き取りましょう。
ワックスが剝がれてきたら、一度ワックスを落としてから、改めて塗りなおしてください。
まとめ
クッションフロアは、ワックス掛けをして問題ありません。
むしろ、クッションフロアは黒ずみやすい床材なので、ワックスを掛けて保護してあげた方がキレイをキープできます。
ワックスを選ぶときは、クッションフロア(ビニール製の床)対応の製品を選んでくださいね。