ダイニングの照明を選ぶときにデザインも気になりますが、「光の色」も悩みますよね?
照明の色には大きく分けて、「白」と「オレンジ」があります。この照明の色1つで、ダイニングの雰囲気だけではなく、料理の味や食感、鮮度などの見た目を左右します。
では、ダイニングの照明は、白とオレンジのどっちが良いのでしょうか?この記事で解説します。
関連記事 ダイニング照明の光の色は「オレンジ」と「白」どっちがおすすめ?
白い色の照明の特徴
電球の種類には、主に「昼白色」「昼光色」「電球色」の3つがあります。
このうち、「昼白色」「昼光色」は太陽光に近い白っぽい色の照明です。白い色の照明の特徴は以下の通り。
- 陰影が生まれにくい
- 温度が低く感じる
- 野菜が新鮮に見える
- 爽やかで清潔なイメージ
住宅の天井に備え付けられている、「シーリングライト」の光のイメージです。
オレンジ色の照明の特徴
白い色の「昼白色」「昼光色」に対して、「電球色」はオレンジ色に光ります。
オレンジ色の照明は以下のような特徴があります。
- 立体感が演出できる
- 料理を温かく見せる
- 赤を強調できる
- ツヤを出せる
イメージは高級レストランの照明。爽やかさよりも落ち着いた雰囲気を演出できます。
ダイニングではどっちが良いか?
それぞれ光の色の特徴が異なるため、「ダイニングでどっちの色の方が良いか」を判定することは難しいところ。
ポイントとなるのは、「どの時間帯を重視するか」です。
朝食~昼食を重視するなら「白」
朝から昼は、太陽光のような爽やかな光の下で食事をすることが望ましいので白い色の照明が最適。
白い光は、スッキリと目を覚ましてくれるので、自然光が入りにくい曇りの日や冬の早朝に活躍します。
お米の白さや野菜を新鮮に見せる効果もあるため、朝食にお米やサラダを食べることが多い家庭にもピッタリ。
朝食を重視している家庭であれば、白い光の電球(昼白色・昼光色)がおすすめです。
また、お子さんがダイニングテーブルで勉強するときにも、白い光が快適です。
夕食を重視するなら「オレンジ」
「朝食はあまり食べない」「昼食は家で食べない」のであれば、オレンジ色(電球色)の照明をおすすめします。
夕方に朝日のような爽やかな白い光を浴びると落ち着かないうえ、雰囲気も演出できません。
オレンジ色の光は演色性に長けており、食欲を高める赤やオレンジを強調してくれます。食卓も暖かい光に包まれ、ゆったりとくつろげるでしょう。
照明の色で迷ったときの対処法
「白い色の照明にしたいけど、友人が来た時のためにオレンジ色も良いかも」
「ダイニングテーブルでくつろげる食卓にしたいけど、勉強もしたい」
白とオレンジ色の電球を2つ用意して、シーンに応じた使い分けをすれば良いのですが、わざわざ取り換えるって面倒ですよね?
次第に交換が面倒になり、どちらかは使わなくなるでしょう。
光色切替え電球を使う
そんな時におすすめなのが、光の色を切替えられる電球。「勉強や朝食の照明」と「夕食でゆっくり食事をする照明」が、1つの電球で切り替えられます。
特別な工事も必要なく、お使いの照明の電球を「光色切替えタイプ」に替えるだけ。電球の点灯時にスイッチを2回押す(約2秒以内)ことで、照明の色が変わります。
買い替えるときは、「口金」のサイズをよく確認してくださいね。
まとめ
ダイニングの照明の色についてまとめます。
- 電球の種類は昼白色・昼光色・電球色の3つ
- 昼白色や昼光色は白い照明
- 電球色はオレンジ色の照明
- 朝食や昼食がメインなら白
- 夕食でゆっくりくつろぎたいならオレンジ色
照明の色は、シーンに応じて使い分けることがポイントです。
電球の切り替えが面倒であれば、便利な「光色切替え電球」がおすすめです。
-
ダイニング照明には何を選ぶべきか?おすすめはこの2つ!
さまざまなデザインや種類がある照明器具。ダイニングルームにはどのような照明器具がおすすめか?この記事ではダイニングに適した照明を2つご紹介します。
続きを見る