起きている間、家の中で1日の大半の時間を過ごすのがリビング。読書を楽しんだり、テレビや映画を観賞したりと、さまざまな過ごし方をしますよね?
多種多様な使われ方をするリビングは、それぞれの行動にあわせて照明を計画する必要があるのです。
では、リビングをおしゃれに演出するためには、照明でどのような工夫が必要なのでしょうか?この記事で6つの方法をご紹介します。
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リビングのシーリングライトは消す
日本では、家が完成されると、何も考えずに各部屋の天井に照明を取り付けることが当たり前になっています。
あなたのリビングの天井にも、円盤型の照明「シーリングライト」があるのではないでしょうか?
シーリングライトの白く明るい光は、日中の活動時には役に立ちます。しかし、リビング全体を均一に照らしてしまうので、同時にのっぺりとした雰囲気を生みます。
リラックスしたい、おしゃれに演出したいときにはシーリングライトは不向きです。消しておきましょう。
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おしゃれに見せるにはオレンジ色の光を使う
照明の色には、「白っぽい光」と「オレンジ色」の2つがあります。
選び方は好みもありますが、リビングでリラックスしたいときにはオレンジ色の光がおすすめ。
夕焼けをイメージさせるオレンジ色の光は、安らぎとおしゃれな雰囲気が生まれます。
オレンジ色の照明にする方法は、ランプを「電球色」に替えるだけです。
ソファの横にスタンド照明を置く
リビングのソファで新聞や雑誌を読んだり、スマートフォンを操作するのであれば、スタンド型の照明を設置しましょう。手元が暗いと目を悪くします。
ソファの横にスタンド型の照明があるだけで、インテリアの構成的にもおしゃれに見えます。
スタンド型の照明は、ヘッドの角度を自由に調整できるものが便利。手元の照明だけではなく、ソファ周りの壁を照らすことで、おしゃれな間接照明としても使えますよ。
テレビ裏の壁を照明で明るくする
リビングで映画鑑賞を楽しみたいとき、「映画館っぽくおしゃれにしたい」と、すべての照明を消して真っ暗にする人がいます。
たしかに、真っ暗な空間は映画館の雰囲気に近いかもしれません。
しかし、部屋が暗すぎると、「テレビ画面の明るさ」と「画面の周りの暗さ」に目が交互に微調整を繰り返し、視力を低下させる原因を生みます。
目の負担を軽減し、手軽にリビングでホームシアター気分を味わうには、テレビの後ろに照明を設置しましょう。
壁を照らすことで、画面との明るさの差が軽減され、目に優しく雰囲気もおしゃれになりますよ。1,000円程度のクリップライトを設置するだけで簡単に実践できます。
目線より下の光でおしゃれに演出する
よりおしゃれでリラックスできる空間を演出したいなら、ソファやテーブルの下に照明を設置します。
目線より下の明かりは、夕日を連想させ、見る人の心を解きほぐしてくれます。さらに、目線が下に誘導されるので、リビングが広く見える効果も期待できます。
床に直接置くタイプの照明を配置したり、キャンドルをテーブルに置くのもおしゃれですよ。
リビングの観葉植物やアートを照らす
リビングに観葉植物やアートを飾っているのなら、その魅力を引き立てるために光で照らしてみましょう。
アートの照らし方
アートを照らすなら、天井からスポットライトを使うのがおすすめ。美術館のように作品が際立ち、おしゃれに見えます。
スポットライトは、シーリングライトの代わりに取り付けられます。
観葉植物の照らし方
観葉植物を照らすなら、クリップ式のライトがおすすめ。
植木鉢に縁にクリップを噛ませ、天井に葉の影が映りこむように照らすと簡単におしゃれに見せられます。
観葉植物を置く場合、「ベンガレンシス」や「ベンジャミン」などの葉の小さいタイプを選ぶとより効果的です。
まとめ
リビングを照明でおしゃれに演出する方法は6つ。
- シーリングライトは消す
- オレンジ色の光を使う
- ソファの横にスタンドライトを置く
- テレビの後ろの壁を照らす
- 目線より下に照明を設置する
- 観葉植物やアートを照らす
リビングは家の中でも多目的な空間であるため、それぞれの行動に対応できる照明を計画する必要があります。
全体を照らす天井照明だけでは、空間にメリハリが生まれず、時にはまぶし過ぎるのでインテリアとしてはNG。
「1室1灯」ではなく、「1室多灯」を目指して、さまざまなシーンにフレキシブルに対応できるように計画しましょう。
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