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寝室のインテリアコーディネートの基本とレイアウトの実例

寝室のコーディネートとレイアウト方法

1日の疲れを癒やし、翌日の再出地点でもある寝室。ベッドの快適さはもちろん、家具の配置やコーディネートも重要になってきます。

寝室は、ストレスを感じることのないようなインテリアコーディネートやレイアウトを考えることが基本ですが、自分で考えるのは難しいところ。

そこでこの記事では、寝室のインテリアコーディネートのポイントと、4.5畳・6畳・8畳・10畳のレイアウトの実例をご紹介します。

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寝室コーディネートの3つのポイント

寝室のインテリアコーディネートで参考になるのが「一流ホテル」。お客様がスムーズに睡眠ができるような空間を、インテリアのプロが考えているからです。

では、一流ホテルではどのようなインテリアコーディネートを行っているのでしょうか?

ポイントは

  1. 色彩
  2. ベッドの向き
  3. 照明

の3つです。

色彩

寝室の色の選び方

「インテリア」というと、家具や雑貨選びを重視しがちですが、コーディネートでもっとも重要になるのが色彩計画。寝室のインテリアのイメージを決定づけるほか、心理的に大きく作用します。

寝室の色彩計画では、落ち着いたカラーをベースにします。赤などの激しい色や、ブルーなどの憂鬱な色は避けましょう。

実際、一流ホテルを見てみると、どの寝室も落ち着いた色をベースにしていますよね。アースカラーやパステルカラーを選ぶと、落ち着きのある穏やかな雰囲気を演出でき、自然とリラックスができます。

ベッドの向き

寝室のベッドの向き

寝室に腰高の窓があると、ヘッドボード(枕の方)を窓に向ける人が大勢いますが、これは間違い。

ベッドで横になったとき、頭の上に窓があると、朝方は日光が顔に当たり、冬は頭を冷やします。ヘッドボードは、窓のない壁面にくっつけましょう。

ベッドの両脇もスペースを空けておくこと。両脇に余裕がないと、ベッドメイキングのときに不便に感じます。

照明

寝室にある多種多様な照明

寝室で特に力を入れてほしいインテリアが照明です。

シーリングライトがあっても、まぶしくて不快に感じるだけなので、なるべく使わないようにするのが基本。

ナイトテーブルの上にスタンド型の照明を設けたり、間接照明でリラックスできるように演出するなど、小さい照明を組み合わせましょう。

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ベッドルームの広さ別のレイアウト方法

寝室のレイアウトを

  • 4.5畳
  • 6畳
  • 8畳
  • 10畳

の順にご紹介します。ご自宅の寝室の広さに当てはめながら、ベッドのサイズや位置を決めましょう。

4.5畳のレイアウト

4.5畳の寝室のレイアウト

4.5畳の寝室のレイアウト例

4.5畳ほどの広さの寝室であれば、シングルサイズのベッドを余裕でレイアウトができます。

ベッドをレイアウトするときは、コーナーに寄せてスペースを有効に使いましょう。壁からベッドは10cm以上を空けておくと、シーツの交換が快適です。

間取りの形によってはダブルベッドも置けますが、寸法をよく確認してください。ダブルベッド以外の家具は、ほとんどレイアウトができません。

6畳のレイアウト

6畳のベッドルームのレイアウト

6畳の寝室のレイアウト例

寝室に6畳ほどの広さがあれば、ダブルベッドをレイアウトしても余裕があります。ただし、ダブルベッドを置いた場合「ちょっと余裕があるから」と必要のない家具までレイアウトしてしまうと、寝室を圧迫します。

ベッド以外には、ナイトテーブルが両サイドに2つあれば十分です。本当に必要であれば、チェストなどを買いそろえましょう。

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8畳のレイアウト

寝室に8畳も広さがあるのなら、さまざまなレイアウトが考えられます。

レイアウトパターンを2つ用意しました。

パターン1:ダブルベッドをレイアウト

8畳の寝室のレイアウト1

8畳の寝室にダブルベッドをレイアウトした例

ダブルベッドをレイアウトする場合、左右にゆとりがあるので、壁際に寄せましょう。空いたスペースにはデスクやドレッサーが配置できます。

パターン2

8畳の寝室のレイアウト2

8畳の寝室にツインベッドをレイアウトした例

夫婦がお互いのプライベートを重視したいのであれば、シングルベッドを2台レイアウトする「ツイン」という手もあります。

ツインにする場合、ベッドの中間にレイアウトする家具で寝室の雰囲気が大きく異なります。

観葉植物やナイトテーブルをレイアウトすれば開放的に、サイドボードでしっかり仕切れば、より独立した雰囲気になります。

10畳のレイアウト

10畳の寝室のレイアウト

10畳の寝室のレイアウト例

10畳の広さがあるのなら、寝る以外の多目的な使い道が考えられます。

リラックスしたいのなら、ソファとテレビボードをレイアウトして映画を楽しむことも可能。1人掛けのソファを対にして、ホテルのようにくつろぐスペースを設けることもできます。

ただし、「余裕があるから」と無理にスペースを作っても使わなくなります。逆にあまり家具をレイアウトしないと閑散としたイメージになってしまいます。バランスを考えながら、空いたスペースの使い道をじっくり考えましょう。

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寝室の「4大家具」の選び方

寝室で主役になるのがベッドとマットレス。それに次いで、ナイトテーブルや必要に応じてチェストが必要になります。

それぞれの家具の選び方のポイントを見ていきましょう。

マットレスの選び方

寝室のマットレスの選び方

ベッド選びで重要なのがマットレス。ベッドフレームは見た目や機能などの付加価値的なものでしかありません。

マットレスは、スプリングの種類や素材によって寝心地が大きく異なります。快適な睡眠を得たいのなら、多少は高くても良質なものを選ぶこと。

選ぶときは、立ち姿と同じ姿勢で寝られる硬さがベスト。やわらか過ぎず、硬すぎず、自然な寝姿勢が保てるマットレスを選びましょう。

ベッドフレームの選び方

寝室のベッドフレームの選び方

ベッドフレームはマットレスを乗せるための家具なので、選ぶときはデザインや機能面を重視して構いません。

デザインでは、フレームの「色」と「素材」を寝室のインテリアに溶け込むように選びます。フローリングに近い色のフレームを選ぶなど、デザインの統一感を意識しましょう。

ベッド下の引き出しは収納力アップにつながりますが、引き出すときのスペースの確保が必要です。余裕がなければ、跳ね上げ式のベッドフレームがおすすめです。

ナイトテーブルの選び方

寝室のテーブルスタンド

ナイトテーブルは、照明や時計、スマホなどの小物を置くときに役に立ちます。

デザインは、ベッドフレームや寝室のフローリングと合わせるように意識しましょう。失敗したくないのなら、ベッドとセットになっているシリーズ商品を選ぶこと。

ベッドと同じくらいの高さのナイトテーブルを選ぶと快適です。椅子やスツールなどでも代用できます。

チェスト(収納棚)の選び方

寝室のチェストの選び方

チェストを選ぶときは高さに気をつけます。背の高いチェストは使い勝手が悪く、寝室に圧迫感を与えます。腰高よりも低い物を選んでください。

デザインは、ベッドフレームやナイトテーブルと統一させます。

寝室に備え付けのクローゼットなどがある場合、ムリに買いそろえる必要はありません。収納の容量が増えれば、モノが増える余裕も増えるだけです。

まとめ

寝室のインテリアコーディネートのポイントとレイアウト例、家具の選び方をご紹介しました。

長々と解説しましたが、寝室のインテリアのポイントは3つだけ。

  1. 落ち着いたカラーをベースにする
  2. ヘッドボードは窓に向けない
  3. 小さい照明を組み合わせて効果的に演出

これを基本に、部屋ごとの大きさに合わせて家具をレイアウトしていきます。

コーディネートやレイアウトで迷ったら、一流ホテルをイメージしましょう。ホテルならこういう配置をしてるかな?と比較しながらコーディネートすると、快眠のできる寝室になりますよ。

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